子どもの感性を豊かに『五感あそび』/おうちでできる育脳あそび vol.2

子どもと果物 ママに役立つコラム

お家で過ごすことが多くなった昨今。

子どもと何をして遊ぼう・・・とあなたの悩みも尽きないものですよね。そんな時、親子の絆を深めながらも子どもの成長も促す『育脳遊び』をぜひ取り入れてみてはいかがでしょう?

このコラムでは60年以上の歴史を持つ「七田式」が研究・実践してきた右脳教育を株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役 社長の七田先生にお伺いしましたので、ご紹介いたします!
育脳あそびの中で右脳を刺激しながら、ぜひお子さんの成長を楽しんでみてくださいね。

第一回目は『たった3秒・3分が親子関係を変える! 子どもとの時間をより『濃密』にする秘訣』についてでした。第二回目となる今回は具体的な遊び方『子どもの感性を豊かにする五感あそび』をお伝えします。

 

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家にあるものでOK! 子どもの感性を豊かにする『五感あそび』

五感遊びでは、視覚(目で見る)・聴覚(耳で聞く)・嗅覚(鼻で匂いを嗅ぐ)・味覚(口で味わう)・触覚(手で触る)の五つの感覚を研ぎ澄ませて遊びます。

 

視覚あそび

お子さんのお気に入りのぬいぐるみや文房具、家にあるもの何でも構いませんので用意します。そのもの全体を見て当てるというのは面白くないので、全体は隠し一部だけ見せ、当てさせるようにすると楽しめます

 

聴覚あそび

笛・たいこ・カスタネット・ハーモニカなど家にある楽器を用意して、お子さんにその楽器が見えないようにして音を出し、どの楽器だったか当てさせてみましょう太鼓

また、木製のまな板、金属製のボウル、陶器の茶碗、ガラス製のコップなど、台所にあるいろいろな材質のものを用意し見えないようにして、それぞれ箸でたたいて音を出しどれをたたいたか当てさせるのも楽しいです。

 

嗅覚あそび

皮をむく前の果物、りんご、バナナ、キウイ、みかんなどを用意して遊ぶとよいです。目をつぶらせて「匂いだけで何の果物か当てられたら、食べられるよ」と言い、嗅がせます

このとき、触って形がわかると、『触覚あそび』になってしまうので注意。しっかり目を閉じさせ、本人に持たせないようお母さん・お父さんが鼻の近くに果物を持って行って嗅がせてあげましょう。『嗅覚あそび』は良い匂いのものだけにしておきましょう。果物

 

味覚あそび

口に入れる大きさがそろうように、あらかじめ何種類かの果物をそれぞれ1cm角または5mm角ぐらいの大きさにカットしておきます。目を閉じさせたままお子さんの口に入れ、味だけで何の果物か当てさせます。

お子さんが料理のお手伝いができるようになったら、だし汁の中にどんな調味料が入っているかという高度なクイズにもチャレンジしてみましょう。

 

触覚あそび

こんにゃくや豆腐などいろんな触感の食べ物を用意して見えないようにして触らせ、何か当てさせてみましょう

また、くつ下とか、手袋、石けん、消しゴムなどの小物を一つずつ、布製のカバンの中に入れ、中を見ずに、さわっただけで、何か当てさせるのも楽しいです。ブロックと子供の手

 

動画で見る『五感遊び(触覚)』

皮をむく前のりんご、バナナ、みかんを用意して、見えないようにして手で触って、それが何かを当てる『触覚遊び』の動画(約3分)もご覧ください。声掛けのポイントなどもご紹介しています。

いかがでしたか?
ぜひおうちで五感をたくさん刺激しながら、楽しく遊んでみてくださいね!

 

七田厚さん
七田 厚/Ko Shichida
株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役
七田式主宰。1963年、島根県生まれ。東京理科大学理学部数学科を卒業。七田式の創始者、七田眞の次男。七田式教室は、国内約230教室に加えて、世界16の国と地域に広がっている。著書に、『七田式 0~6歳の週末右脳あそび』(WAVE出版)、『お父さんのための子育ての教科書』(ダイヤモンド社)、『七田式 頭が鋭くなる大人の算数ドリル』(青春出版社)などがある。

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