共働き家庭の子育ては工夫が必要?

お役立ちコラム

世帯所得の減少や女性の社会進出など理由はさまざまですが、共働きの子育て家庭が増加してきました。「令和2年版厚生労働白書」によると、共働き世帯の割合は66.2%。子育てをしている共働き世帯では「家事・育児との両立が難しく、負担が大きい」とお悩みのパパ・ママも多いのではないのでしょうか?

「仕事も子育てもしているのだから、しんどいのは当たり前」と軽視していると負担やストレスが積み重なり、体力や精神面で限界を迎えてしまいかねません。

この記事では、共働き家庭の子育てで大変な時期や、乗り越えるためにできる対策をご紹介します。

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子育てママでも仕事ができる

共働きの定義・実態について

共働きとは、雇用形態に関わらず夫婦がともに就労していることです。総務省が発表した「平成29年 就業構造基本調査」によれば、「夫婦とも正規雇用」の割合は32.1%となっています。最も多いのは、「一方が正規雇用・一方が非正規雇用」の58.4%。そのうち、大半が「夫が正規雇用・妻が非正規雇用」の組み合わせだそうです。

子育て中の共働き世帯にとって大変な時期は?

頑張ってきた仕事と子育てを両立したいと、共働きを選択する夫婦は少なくありません。しかし、子どもの成長に合わせて子育ての大変さは変化するもの。

子育てが特に大変な時期は、主に3つの時期に分かれると言われています。

乳児期

0歳~1歳ごろの乳児期は、数時間毎の授乳やオムツ交換、寝かしつけなどのお世話が続く時期。言葉での意思疎通が難しいことに加え、生活のほとんどで両親の手が必要なため、家事や睡眠の時間をとることすら難しく、体力的にしんどいという声が多く聞かれます。

また、初めての育児への不安や心配も重なり、産後うつになってしまいやすいのもこの時期。夫婦間での役割分担をしてワンオペになる環境を避けることはもちろん、育児への不安を夫婦間で共有が求められます。

幼児期

乳児期から小学生になるまでの幼児期は、仕事復帰や第2子以降の出産と重なり限界を感じる方も少なくありません。

特に2歳ごろからは自我が芽生えイヤイヤ期のピークに突入します。何に対しても「イヤ」という子どもの言動に振り回され、どうすることも出来ずにイライラしてしまうこともあるかもしれません。また、好奇心旺盛で目が離せないために自分の時間が全く取れなくなることも多々あるでしょう。

子どもを保育園や幼稚園に通わせている場合は持ち物の準備や連絡帳などの確認、提出物の管理など、乳児期とは異なる作業が発生します。さらに子どもの体調不良やケガによる呼び出しが増えてくると、乳児期以上に保育園の送迎と仕事のスケジュールの調整が難しくなる時期です。

小学生

小学校に入ると、親が不在時の過ごし方や環境の変化によるストレスなどの問題が出てきます。子どもが1人で家にいることへの不安や、その場合の子どもの居場所、思春期を迎える子どもとの関り方などが悩みの種になります。

子どもにとっては生活習慣が変わり、新しい人間関係を作っていく時期でもあります。親にとっては小学校入学を機にフルタイム勤務を再開する方も多いタイミング。時間のやりくりが求められるなか、子どものフォローや授業が早く終わる日の対応、PTAなど新しいコミュニティでのイベントの参加など、更に負担となる事柄が発生します。

 

共働き子育ての「しんどい」対策のコツ~限界を迎えないために~

共働きで子育てに励む夫婦にとって、スケジュール管理や子育てに関する意見の相違などによる衝突はつきもの。

しかし、時間がないからと夫婦間や子どもとのコミュニケーションをおろそかにすると、精神的にも余裕がなくなってしまう原因になります。では、どのように無理のない共働き子育てをしていったら良いのでしょうか。

夫婦間で情報を共有するルール作り~ストレスを溜めないケア~

共働きの子育てにおいて、どちらかに育児や家事の割合が偏らないように工夫はしていても実現させるのは難しいですよね。「お互い仕事をしているのに、私ばっかり家事していない?」「オレだって、よかれと思って家事をしてるのに、文句を言わないで!」などの小言を心に秘めている方もいるのではないでしょうか。本来は時間がない中でも夫婦間での認識や役割分担をすり合わせていくことが重要ですが、「夫は仕事が忙しい立場だから…」などと我慢や無理をしてしまうとお互いにストレスが貯まり、限界を迎えかねません。

まずは、子どもの成長に関する内容や家事・子育ての話題、仕事のスケジュールなどをこまめに夫婦で共有するためのルール作りや、定期的なストレスマネジメントを行うことがおすすめです。「仕事の負担がどれだけあるのか」「相手が自分にやってほしいと思っていることはあるのか」などを共有する時間を設けることが良いコミュニケーションをとるためのコツの1つです。

なにかと大変なことが多い共働きの子育て。ストレスを溜めないよう思いやりを持ったコミュニケーションをとり、子育てを後悔なく乗り越えられると良いですね。

子育てに奮闘する社員にインタビュー


大竹さん(仮名)
入社12年目。3歳と5歳のお子さまのパパ。
ヤクルトレディの活動拠点となるセンターを統括するリーダーとして活躍中。

ー仕事と子育ての両立はできていますか?

うちは2人ともフルタイム勤務の共働きなので、夫婦で協力して何とか両立させています。

でも、妻が仕事に復帰した当初は家事や育児の役割分担に苦戦し、無理が重なって体調を崩してしまったことがありました。仕事をしながら家事や育児をこなすことは思っていたよりも大変で、保育園の準備や送り迎えを曜日ごとに分担してみたり、食器洗いや洗濯などの家事の係をある程度ルール化してみたりと夫婦で話し合いながらお互いに無理がないように意識しています。

あと、子どもが風邪を引いて保育園を休まなければならないときは妻と交代で休みを取るようにしていて、職場が育児への理解がある環境なことも仕事と育児を両立するために大切な要因だと実感しています。

ー他にも育児への理解がある職場だと実感する出来事はありますか?

あります!一例をあげると、私が日頃関わるヤクルトレディの中には子育て経験者が多くいるので、育児や家庭のことで悩んでいると、いろいろなアドバイスをしてもらえます。先日も、朝時間がないときに下の子がテレビを見たいと言い出したので「だめ」と言ったら泣いてしまって。子どもを育てるのは難しいと感じることは多々ありますが、子育て経験のあるヤクルトレディが子どもへの伝え方や気のそらし方などを教えてくれるため、勉強になります。

ー仕事をしながら育児の相談もできるのは良いですね。

はい。育児と仕事の両立にお悩みの方にはおすすめの職場です。

ヤクルトレディで無理なく両立!

ヤクルトレディの仕事は週3日、1日4時間から働くことができ働く時間の融通が利くので、共働きでも無理なく両立させることができます。
社員登用制度もあるので、ライフステージに合わせて正社員へステップアップもできるので、ぜひ一緒に働きましょう!

東京ヤクルト販売では、ヤクルトレディが活動するセンターやヤクルト保育園の見学ができます。
ヤクルトレディに直接話を聞くこともできるので、興味のある方は、ぜひ実際の職場や保育園をご覧ください。

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