働く一歩を踏み出すために、まずは小さな日々の積み重ねを!/令和ママのキャリア作り3ステップ Vol.3

ステップアップ ママに役立つコラム

あなたは今仕事をしていますか?していない方はこれから仕事をしたいと考えていますか?子育て中で仕事を辞めてしまい、社会復帰に不安を感じる方も少なくないでしょう。

このコラムではキャリアコンサルタントの橋谷恵と共に、いずれまた働きたいと考えているあなたが日常の中でできるキャリア作りについて、3回に分けて一緒に考えていきます。

最初は主婦が働くメリットとデメリットを考えました。2回目は、ブランク期間の説明や対策、普段の中で取り組めることをお伝えしてきました。

今回は最終回。「果たして自分にできることは何だろう?」「私にもできることがあるのかな?」と考えるあなたのために、3回目は働く一歩を踏み出すための行動をお伝えしていきます。

1回目も2回目も最後に宿題があるので、今回初めてという方は、機会を見つけて取り組んでみてくださいね。

メリット デメリット

子育て中・専業主婦でもできる! 私のブランクをキャリアに変える第一歩/令和ママのキャリア作り3ステップ Vol.1

赤ちゃんと母

子育て中のブランクは心持ち一つでキャリアに!/令和ママのキャリア作り3ステップ Vol.2

 

子育てママでも仕事ができる

「働きたい」と思ったら… 小さなステップの積み重ねで、あなたのキャリアは変わる!

働くとするなら家の外へ働きに出かけることを考えていませんか?働き始めたらずっと続けないといけないと思っていませんか?

希望はいろいろあるとは思いますが、働き方は自分一人で決められるものとは限りません。特に、女性は家族の状況に応じて自分の働き方を変えなくてはいけないこともあります。

逆に言えば、いろいろな働き方ができるということでもあります。そう考えると、チャンスが広がりそうだと思いませんか?スタート

 

まずは短時間勤務からはじめてもOK! フルタイム勤務へ復帰する方法

ここで、私の母の話をします。母は定年退職した現在も看護師として仕事をしていますが、私が小さいころにはヤクルトで働いていたことがありました。夏にレクリエーションで渓谷に遊びに行ったことを覚えています。

結婚して看護師を辞め専業主婦だった母は、子どもが生まれてからヤクルトの仕事をはじめました。新聞配達をしていたこともあります。再び看護師になったのは、私が小学校に入ってからのことでした。

「資格があるから働けたのでしょう」と思うかもしれませんが、資格があるからといってブランクは帳消しにはなりません。短時間の仕事から初めて、徐々に働く時間や日数を増やしながら、専業主婦でいて欲しいという父を説得し、フルタイムの看護師に戻ったのです。

子育てや家事に合わせながら少しずつ働く実績を作っていくことで、子どもにお金がかかるころにはフルタイムで働けるようになります。

 

ブランクストーリーを作ろう

面接でブランクを聞かれた時の対応のために、できることをしておこうというヒントをいくつかお伝えしました。

それらも思い出しながら、結婚で仕事を辞めてから今働きたい理由につなげるブランクストーリーを作ってみましょう。女性 ポイント

たとえば下記のように書いてみてください。例を2つお伝えします。

転居を伴う結婚のため、退職しました。出産後の子育ての中で食品添加物の与える影響を知り、できるだけオーガニック食品を取り入れた食生活を心がけています。

子どもも中学生になり時間ができたことと、教育費もかかるのでパートで働こうと主人と相談しました。

せっかく働くのなら、好きで情報収集していたオーガニックの知識を来店するお客様にお伝えできるお店で働きたいと思い応募しました。

 

出産後は保育園が見つからず、退職し専業主婦をしていました。幼稚園のバザーでは、前職の営業経験を生かして積極的に声をかけ、品物を完売させたことがあります!

保育園の抽選に落ち続けていましたが、職場の保育園で子どもを預かってもらいながら働いて、子どもが小さいうちから将来に備えて少しでも収入を得たいと考えています。

自宅から歩いて営業所に通えます。短時間からのスタートになりますが。長く続けて子供の成長にあわせて働く時間を延ばしていきたいと思います。

 

ポイントは下記をストーリーに組み込むことです。

  • 退職した理由(言えそうな範囲で。なくてもOK)
  • 自分が取り組んでいること(応募先に役立ちそうなことを取り入れる)
  • 今働きたい理由
  • 働く妨げがなさそうなこと
  • 自分ができることで応募先で生かせそうなこと

 

今すぐに、ブランクストーリーが作れなくても安心してください。自分が取り組んでいることを書いたり話したりできるように、これから探していきましょう。

 

働きたいあなたが、毎日の中で出来そうなヒント

フルタイムで働けなくても大丈夫

お伝えした私の母の話のように、働きたい!と思ったら働くための実績作りをしましょう。

自分のやりたい仕事を始める前の準備として、無理なく短時間から働き始めるのもよいでしょう。徐々に本当にやりたい仕事に近づいていけるかどうかは、あなたの頑張り次第です。

スマートフォンをさわる女性

 

近所の求人募集をさがす

「家の近くに求人募集なんてあるの?」と思うかもしれませんが、探せば意外と多いものです。

お店や事務所の前の貼り紙、ショッピングセンターの掲示板、自治体のお知らせや駅のポスターなど、意識するとあちこちに求人募集があることに気づきます。一回探してあきらめずに、日ごろから目を光らせておく習慣をつけましょう

 

自分の都合が合う時間帯で働けるところを探そう

子どもを預ける時間や曜日が限られているときは、その時間内で働く先を探すことになります。

自分が仕事をしたい希望時間に見かけた働く人は、どこで何をしているでしょう?何気なく買い物をするお店の店員さんを見ながら、自分にもできるかどうか考えてみてもいいですね

 

自分の得意なことを発信してみる

前回、ブログやVlogやインスタグラムを見てみましょうとお伝えしました。

中には趣味でしていた料理ブログが人気になり、レシピ本を出すまでになった主婦の方もいます。家事の中からでも、自分のできそうなことを磨いて発信していくことが、将来のキャリアにつながるかもしれません。

自分が好きな人のいいところを取り入れながら、読んでもらうためにどうしたらいいか考えながら情報発信していくのがコツです。チャンス

 

フリマで販売

まだ使える不用品などがあれば、フリーマーケットやフリマサイトで販売してみましょう。メルカリなどのフリマアプリでは購入するだけではなく出品してお金を得る体験をしてみましょう

ハンドメイドが得意であれば、フリマサイトやハンドメイドショップで売れる作品を作るコツをつかみながら、自分でも作って出品してみましょう。買ってもらうためにどうしたらいいか考えて、目に留まるための文章の書き方や写真の工夫をしていく中で、他者へのアピール力も高まります梱包グッツ

 

資格を取るのはよく考えてから

今回は、普段の生活から取り組める仕事への準備の仕方をお伝えしてきました。働くためのステップは日々の些細なことから少しずつ始められます。

容易に資格取得などを考えている方は、よく考えてからにしましょう。「資格を取れば就職できる」というのは、資格スクールのうたい文句です。

仕事に就こうと思った時に資格取得を考える人も多いのですが、時間もお金もかかります。その資格を取ったら本当に仕事に就けるのか、リサーチしてから勉強を始めても遅くないです。

 

あなたらしい生き方のために今日からできることを始めよう!

今すぐ働かなくていいとしても、先を考えたときに働きたいという気持ちが少しでもあったり、将来のことは考えてもわからないと思ったりするのであれば、今から無理なくできることを初めてみませんか。

ひとつでも、ふたつでも取り組んでいくことの積み重ねで、あなたのキャリアは変わります。まずはできそうなことをやってみてもいいと思います。意識するだけでも変わります。

結婚していても、子どもがいても、あなたはあなた。自分の人生は自分でクリエイトしていきましょう。私もキャリアコンサルタントとして、あなたを応援しています。

 

橋谷恵

橋谷恵/Megumi Hashitani
キャリアコンサルタント/講師/ライター
キャリアコンサルティング研究所主催。
人生百年時代に向けて、今後のキャリアや働き方を考える方とのキャリアコンサルティングや、就職転職に向けた履歴書・職務経歴書・エントリーシート等応募書類アドバイスや面接対策を通して、女性の生き方・働き方を支援。個別相談や講座の他にも、一人でも多くの女性が時代の変化に柔軟に対応していけるようネットコラムを通じたキャリア関連の情報発信も行っている。
橋谷恵HP

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