幼稚園と保育園違いは?メリット・デメリットと選ぶポイントは?

お役立ちコラム

幼少期の子どもの多くが過ごす幼稚園と保育園。
「どのような違いがあるの?」「どっちに通わせるのがいいの?」といった疑問を持つ親もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、幼稚園と保育園の違いや、それぞれのメリット、選ぶ視点についてご紹介します。子どもを幼稚園と保育園どちらに預けるか選ぶときの参考にしてみてください!

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幼稚園と保育園の違いは大きく3つ!

幼稚園と保育園にはどのような違いがあるのか、3つのポイントに絞って紹介します。

1. 預ける目的

まず一つ目に、幼稚園と保育園は子どもを預ける目的が異なります。

幼稚園は、「義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育士、幼児の健やかな成長のため適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする(※1)」施設で、文部科学省が所管です。
一方、保育園は「保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする(※2)」施設で、厚生労働省が所管です。
このように、幼稚園は教育を受けさせることが目的で、保育園は親に代わって保育することが目的となります。
※1:学校教育法第22条
※2:児童福祉法第39条

2.預けられる時間

二つ目に、幼稚園と保育園は子どもを預けられる時間が異なります。

幼稚園の時間は、午前中から昼過ぎまでの約4時間を基本としています。一方、保育園に預けられる時間は8時間が基本となり、延長保育などを実施している保育園では11時間預けることもできます。保育園は、幼稚園と比べて子どもを預ける時間が長いことがわかります。

3.料金の仕組み

最後に、幼稚園と保育園は料金の仕組みが異なります。

幼稚園の費用は一律で決まっていますが、保育園は世帯収入に応じて保育料が変わることが最大の特徴です。
ただ、2019年10月1日からは「幼児教育・保育の無償化」が施行され、費用の一部が助成されます。

「幼児教育・保育の無償化」のポイント

  • 満3歳~卒園までの保育料が無償(公立・私立、世帯収入は問いません)
  • 無償化は、月額25,700円までが上限
  • 年収360万円未満世帯と全世帯の第3子以降は、副食(おかず・おやつなど)の費用が免除
  • 給食費、送迎費、制服・教材費、PTA会費、行事費などは自己負担

ほかにも、自治体ごとに制度が用意されていますので、自治体のホームページでどのような制度があるのか確認することをお勧めします。

幼稚園と保育園に通わせるメリットとデメリット

ここまで3つに絞って幼稚園と保育園の違いを紹介しました。
では、それぞれのメリットを紹介します。

幼稚園に通うメリット

幼稚園に通うメリットは、教育面が充実していることです。
言葉や歌など勉強面や身体作りなど体力面はもちろん、小学校入学に向けた集団行動の大切さや規律を学べるところが幼稚園です。

ただ、幼稚園によっては保育料が高くなったり、親が参加する行事が多い幼稚園だと保護者の負担が大きくなったりとデメリットもあります。

保育園に預けるメリット

保育園に預けるメリットは、長時間子どもを預けられることです。
幼稚園の預かり時間は基本的に4時間なので、送り迎えの時間も考えると、共働き世帯には通わせるのが難しいことも事実です。また、保育園は0歳から預かってもらえるので、出産してすぐに仕事に復帰したいママにはおすすめです。

ただ、デメリットとしては認可保育園の入園倍率が高いことが挙げられます。

保育園育ちと幼稚園育ちで成長の違いはある?

幼稚園と保育園の違いは分かりましたが、親としてはどちらに入園させるかで「子どもの成長に違い」は出るのかも気になるポイントですよね。そこで、4人のお子さんを育てる小学生ママSさんに聞いてみました。

私には4人の子どもがいて、上3人は幼稚園、下の子は保育園に通わせていますが、子どもの成長に違いは感じません。小学1年生の初めには、落ち着きがない子がいるなど多少の違いはあるかもしれませんが、それも最初だけです。

幼稚園と保育園の違いというよりは、通う園の雰囲気や方針によって変わるのかな、と私は思います。

自分の子どもを保育所と幼稚園両方に預けた経験のあるSさんは、子供の成長に違いがあるとすれば、幼稚園と保育園の違いではなく預けた園によるものではないか、という考えでした。

まとめ

幼稚園は教育のため、保育園は親に代わって保育するため、と利用する目的が違うことが分かりましたね。家族間でどのような目的で利用したいのか話し合ってみてください。園によって雰囲気やルールも異なりますので、ご家庭の教育方針と相性が合うかどうかも重要なポイントの1つです。

気になる園は、まず見学して方針や設備、通っている子どもたちの様子を実際に見てみて、選びましょう。

保育園完備の働き方もあります

ヤクルトレディとして働くと、満1歳から3歳までの子どもをヤクルト保育園に預けられます。
東京ヤクルト販売株式会社には、54か所の保育園(2023年4月現在)があり、自宅や職場に近い場所に子どもを預けることができます。

ヤクルト保育園の魅力

  1. 家計にやさしい保育料
    保育料は月額8,000円(※1)と家計にやさしいので、安心して子どもを預けることができます。
    ※1 保育料は地域を管轄する販売会社によって異なります。
  2. 職場の近くにあるから安心
    職場の近くにあることが多い(※2)ため、子どもの急な発熱などの際にはすぐにお迎えに行くことができます。目の届くところに保育所があるので、安心できます。
    ※2 保育所がない職場や、離設の場合もあります。
  3. 少人数で家庭的
    ヤクルト保育園では満1歳から3歳までの子どもを預かっており、一か所あたりの園児数は、少人数です。一人ひとりの成長に寄りそってきめ細かい保育を行っています。

保育園見学は随時行っています。

 

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