あなたは、子育てと育児の両立に不安を感じて、働くことを躊躇していたり、また、実際に共働きをしているけれど、落ち込むような気持ちになってしまってはいませんか?
このコラムでは、幼い子どものいる母親が仕事を両立するにあたり、ヒントとなるようなポイントをキャリアメンターである勝目麻希さんにお伝えいただきます。
一回目となる今回は、ママが子育てをしながら働くための『マインド』についてです。
子育てしながら働くために必要なマインド
そもそも、子育てと仕事との両立は、どんな仕事を選ぶにしても大変に感じることはやってくるでしょう。
特に、共働きでママの方が帰宅時間が早ければ、どうしてもママに育児の負担がかかりますよね。さらに、子どもが病気になった時に仕事を休まなくてはいけないことも出てくるでしょう。
そんな時、職場の環境はもちろんですが、あなたの心の持ち方によって感じ方は変わってくることでしょう。
目先のことだけではなく頑張った先の夢にフォーカス
このような場合には「頑張って働いて自分はどうなりたいのか」「子どもたちとどんな未来を描きたいのか」ということを思い出すようにしてみましょう。
例えば筆者は「どこでも働けるスキルを身につけたい」そして「子どもたちと毎年夏休みに海外へ旅行や親子留学をしたい」という目標を掲げています。
このような目標があるので、目の前でイライラすることがあったり、理不尽に感じることがあったりしても「将来の目標達成するためには今は踏ん張る時」と思うことができるのです。
目の前のお金のことだけではなく、「将来自分はどうなりたいのか」という「自分基準」の目標設定することが自身のモチベーションを上げることとなります。
頑張っていることを自分が一番認めて、ご褒美を!
また、将来のことを強く思っていても、『頑張りすぎ』は禁物です。
そのためにも、まずは頑張っている自分自身のことを一番認め、褒めてあげることが大切です。
ついついママになると自分のことは後回しで「子ども優先」になってしまいますが、ママにもきちんとご褒美を意識的に作りましょう。
それは、好きな服を買う、有給で自分が好きなことをする、家事代行を依頼する、自分のための高級デザートを用意するなどなんでも良いです。
例えば、筆者の場合は月に1回お気に入りのお寿司屋さんにランチで行くことにしています。子どもと一緒だと行きにくい場所で、自分のために時間を使うのはとてもよいご褒美だと思いますよ!
ぜひ自分自身をご機嫌にできる手段で、自身を癒してあげてくださいね。
まとめ
まずあなたが自分自身をしっかりと評価し、認め、褒めてあげましょう。
そして自分の中の将来の目標を決めてください。
将来の目標が明確で絶対に達成したいと思うことができれば、多少大変なことでも踏ん張れるようになると思います。
また、自分がご機嫌になるご褒美で自身を癒してあげてくださいね!
さぁ、素敵な未来のために一緒に頑張りましょう!
勝目 麻希/Maki Katsume
岐阜県出身。キャリアメンター。FP2級所有のライター。
新卒でメガバンクに総合職として入行し、法人営業や法人決済部門で3年半働く。
その後結婚のタイミングで商社に転職し、出産後には一旦専業主婦になるが、家事・子育てだけではない「人生のやりがい」が欲しいと思い、自分のペースで働くことができるフリーランスのライターの道へ。
現在は2人の子どもを育てながらライター業を満喫中。2020年10月からはライター講座で初心者ライターを育てる活動も開始。