子ども学習塾経営、自教室の運営、生徒指導
兵庫県在住。子ども対象の学習塾・教室の経営、運営、生徒指導を始めて1年2か月。
小学1年生の女の子の母。
目次
一生続けたいと思える仕事をしたい!
現在私は、子ども学習塾・教室の経営、運営、指導者として仕事をしています。
数年前、意図せず世帯主にならざるを得なくなり、「収入を優先するのではなく、一生続けたいと思える仕事をしよう」と思いました。
元々出産前から、同じ経営母体の会社の教室スタッフとして働いており、産前産後のブランクはあるものの、娘が幼稚園に入ってからは娘が通う教室のスタッフとして勤務していました。
教室の先生の姿を見るうちに、自分で教室を運営する憧れは募り、「自分でもやってみたい、自分だったらこんなことがしたい」という思いがあったので、思い切って飛び込んでみよう!と決意したのです。
カリキュラムが『子どもたちが放課後に出来る習い事』として組まれているともあり、娘の学校行事にも影響が少なく融通を利かせられる、ということもこの仕事をしようと思った理由の一つでした。
生活リズムの崩れから自分の体調管理が大変!
そうして実際に働き始めると、何より自分の体調管理が大変でした。元々は、子どもと一緒に寝るぐらい早寝早起きの生活を送っていましたが、教室を終えて帰るとどうしても寝るのは遅くなってしまいます。夕食を早めに切り上げて寝てみる等しましたが、仕事を始めてすぐは、緊張と興奮からなかなか寝付けず、体調を崩しやすくなりました。
それを解消するためも、当時は教室で生徒たちを全員返した後に一杯温かい飲み物を飲む、シャワーで済ませていたお風呂に入る、朝をより早くする、など試行錯誤を繰り返しました。
最近は教室のお仕事にも慣れてきたので、軽めの夕食とお風呂ですっと眠れるようになりました。
それでもどうしても眠れないときは、娘が寝ているベッドに入って一緒に寝ます。狭いので明け方は体が痛いのが難点ではありますが、娘の寝息を聞いていると一発で眠れます。
『仕事の時間』と『子どもとの時間』はしっかり区別をする
このように教室のある日は、家に帰るともう娘は寝てしまっている時間で、朝学校に行くのを見送ると翌朝まで会えない生活のため、翌朝、娘のおしゃべりが止まらないということも大変でした。こればっかりは娘に我慢させているから起きていることなので、とにかく話を聞きながら朝の準備に大忙しです。
当初仕事に慣れるまでは、お休みの日も娘を連れて教室に行き、雑務をこなしたりすることが多かったです。連れていった後には、娘の好きなことをする、ゆっくり遊びに付き合う、などバランスを取るようにしていましたが、やはり仕事に慣れてペースがつかめるまでに1年近くかかりました。
気持ちが落ち着かず、ついつい仕事してしまう…、ということもありましたが、割り切って「休日には教室に行かない」と自分で決めて動くようになってからは、仕事も効率的にこなせるようになってきたように思います。
誰に対しても大切なことは「話し、思いや考えを伝えること」
仕事を始める前から同居の実母と娘には、自分の教育への思いはきちんと伝え、教室を運営するにあたってのメリット・デメリットもしっかりと話しました。実際に働き始めてからも理解し、協力をしてくれています。
また、自分が経営者だからこそ、ある程度自由はききますが、教室の生徒やスタッフたちに迷惑がかからないようにするという点は、とても考えています。
教室の立ち上げ時から、娘を教室がある日に連れて行かなければいけない時にも変わりなく教室運営ができるよう、待合室などに娘の居場所を作るようにするなどと、色々なところに気を配って教室の中を整備しました。
そしてスタッフの採用時や生徒の保護者さんたちにも、娘のことについてはしっかりお話をして理解をいただいています。
娘の学校行事は最優先しています。今のところ、この仕事をはじめてからは病気になったことはないのですが、調子が悪いときには母にお願いして仕事に出ています。病気のとき見てくれる人がいる点ではとても恵まれていると感じています。
子どもたちの挑戦していく姿や笑顔が私のやりがい
元々働く前からずっと経営母体の理念に強く賛同し、娘を教室に通わせていたこの仕事は、私がどうしてもやってみたかった仕事でした。
ですので、大変なことや辛いことがあっても、結局は『楽しい』と思えています。
一番嬉しく感じるのは、『子どもが達成感を感じたときの笑顔』です。
日々『ちょっと難しいこと』に挑戦していく子どもたちが、小さな壁を乗り越えたときに見せてくれる笑顔は私のやりがいです。日々過ごす中でたまに見ることのできるその笑顔は、涙が出るほど幸せです。
これからも教室をどんどん発展させて、たくさんの子どもたちと出会っていきたいです。
そのためにも、もっと時間を上手に使って、しっかりと『自分の時間』『家族との時間』『仕事の時間』をしっかり分けて、バランス良く働いていきたいです。
たくさんいる先輩指導者の方たちのように、いくつになってもキラキラして働くことが理想です。
意外となんとかなる!前に踏み出してみて
もし、あなたがこれから働きたいと思っているのでしたら、「あまり考えこみすぎない」ことが大切だと思います。始めるまでは色々と考えてしまうと思いますが、意外となんとかなることもたくさんありますよ。えいっ!と前に一歩踏み出してみてくだい。
やりがいを持って働くお母さんの姿を見ると、きっと子どもは応援してくれます!
05:00 | 起床、お一人タイム。 |
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06:30 | 娘起床、朝食準備(宿題の音読を聞くなど娘の身支度と並行して) |
07:00 | 朝食 |
07:45 | 娘送り出し |
08:00 | 自分も身支度をして教室へ。当日の学習準備、その他の教室の雑務 |
11:30 | 一度帰宅 |
12:30 | 昼食 |
13:00 | ふたたび教室へ |
14:30 | 教室スタート |
20:15 | 教室を閉めて帰宅 |
21:00 | 軽い夕食・お風呂 |
22:00 | 就寝 |