密なコミュニケーションがポイント! 社会にも家庭にも自分の『役割』を(鈴木 祥子さん)/私らしい生き方・働き方

鈴木 祥子さん親子 インタビュー
鈴木 祥子(すずき しょうこ)さん
講師業

兵庫県在住。夫、長女5歳、長男0歳の4人家族
講師業。コミュニケーションマナー(ビジネスマナー)のセミナーを中心に、生前整理セミナー・和菓子レッスンを展開して4年目。

 

子育てママでも仕事ができる

誰かの役に立ちたい! 社会に家庭に、自分自身の『役割』を求めて

私は、社会の役に立ちたい、自分の居場所を確立したい、自分のやりがいを求め続けたい、という思いから、今の講師業の仕事を始めました。

長女を出産した時、私は会社員でした。育児休暇から復帰した後、仕事も家事も育児も完璧にこなさなくてはいけない!と意気込んでいた結果、体調を崩してしまい、会社を辞めざるを得なくなりました。それでもやはり、社会の中、仕事としての自分の『役割』を求め続けていました

また、イキイキと自分の好きな仕事に打ち込んでいる姿を子どもたちにも見てもらいたいという気持ちもありました。

 

お客さまと距離が近いからこそ、実感しやすいやりがい

講師という仕事をしていると、私はお客さまに喜んでもらえた時が一番嬉しく感じています。

受講後にアンケートで嬉しいご感想をいただいたときはもちろん、後日お客さまから「とても楽しかった」とか「とても勉強になった!」と、メールやお手紙を頂くとありがたいなと思います。

鈴木 祥子さん

誰かの役に立てている、誰かが私の講座で学ぶきっかけを得られているという実感がやりがいにつながっています。

社会や仕事から離れる不安

私は会社員だった長女出産の時、ずっと仕事中心の生活をしていたので、仕事から離れること、会社から離れることが怖くてたまりませんでした

「自分の居場所がなくなるのでは?」「産休から復帰しても前と同じ仕事に携わらせてもらえるのだろうか?」という不安がとても大きかったです。

また、小さな子どもを育てるという責任や重圧のようなものも感じていました

鈴木 祥子さん仕事風景
産休に入ってからでも大きなお腹で講座を聞きに行きましたし、育児休暇中も勉強したり、復帰後に役立ちそうな資格を取得したりしていました。
今思えばとにかく不安を取り除くために必死だったのかもしれません。

 

協力し合える関係性を築くため、日頃のコミュニケーションを大切に

そんな不安を乗り越え、仕事復帰!を果たしたのはよかったのですが、慣らし保育の時は元気なのに、本格的に保育園がスタートすると熱を出し、育児休暇からの復帰後は娘の体調が安定しなかったので毎日、戦々恐々でした。

今は融通が利きやすくなったので、私が病気の娘に付き添い看病をすることが多いですが、都合がつかない場合は夫と連携したり両親に応援を求めたりします。

そのためもあり、夫や両親とは日頃からコミュニケーションをよく取るように心掛けています。パートナーが何をどんな風に捉えているのか、日頃からきちんと会話をして把握しておくことは、いざという時に大事です

鈴木 祥子さん家族

ひとつのコツとしては、週末には家族会議の時間をもつようにしています。
そこで今週のパパ・ママの予定、子どもの予定を発表し、誰が保育園への送迎をするのかも共有するようにしています。

 

感謝の気持ちを伝える

普段から家族はよく協力してくれています。夫は子どもの面倒もよく見てくれますし、休日には掃除や洗濯などの家事も率先してやってくれるので、非常に助かっています。

産まれて半年の赤ちゃんがいるので、平日なかなか集中できず困っている時は、週末など夫が休みの時に『ひとり時間』を取らせてもらっています

一人時間イメージ

また、私の仕事が週末に入ることもありますので、できるだけ早く予定を伝えるようにしています。カレンダーアプリで予定を共有していますが、それでも忘れてしまうこともあるので、思いついた時に繰り返しでも伝えるようにしています。

私の仕事ややりたいことに対して、家族はたくさん協力してくれているので、とにかく何度でも何度でも「ありがとう」を直接伝えることは忘れないように心がけています。

ありがとう

いつの時代も私たちの生活には必要不可欠なコミュニケーション。私は仕事を通して日本に古くから伝わるマナーを伝え、新しいものも取り入れながら、誰もが少しでも楽しく意思疎通を図れる社会づくりに貢献していきたいと考えています。

こういうことを伝える仕事だからこそ、子どもたちや夫婦でのコミュニケーションも大切にしたいです。

 

子どもたちに勇気をもらう日々

子どもたちの成長も私の背中を押してくれています。

家族で香川へ旅行に行ったときのこと。こんぴらさんをお参りしたのですが、そのときに長女が一番上の奥社まで1368段ひとりで登り切り、感動しました!

大人でも往復はなかなか厳しい道のりですが、長女はまだ5歳。帰りも抱っこなど言わず、ひとりで降りられたこと、その成長ぶりに驚きました。本人もひとりで最後まで往復できたことで自信がついたようです

子どもたちの成長を目の当たりにし、私も日々たくさん刺激をもらっています。子どもたちに負けないよう、私も成長していきたいと思います!

 

完璧を求めず いつも心に余裕を

そんな私が感じている家事・育児と仕事との両立のポイントは「完璧を求めない」というところでしょうか。

私も長女が産まれた時は、とにかく「何でも自分でやらなくては!」と思ってしまっていました。家事や子育てを家族以外の人に頼るなんてもってのほかだと考えていたので、辛くなることもしばしば。

私もついに限界がきて子どもと一緒に大きな声でうわんうわん泣いたことがあります。
その時は、子どもがびっくりしてティッシュを持ってきたり、頭をなでながら「ママ、大丈夫?ごめんね」と声をかけてくれ、親子の立場が逆転したこともありましたが、今ではいい思い出の一つです。

鈴木 祥子さん親子

人に頼ることは今でも得意ではないですが、自分自身の心にも余裕を持てるように、時には家事サポートを依頼することも必要だな、と特に2人目を産んでからは痛感しています

『自分』としての時間も大切にしたい

もちろん仕事も楽しく、全力投球をしていますが、母としては、子どもたちがまだ幼いので、育児を優先しながら動いていきたいと思っています。

それでもやはり『鈴木祥子として』の今も二度とは返らない時間。後悔しないよう家族の協力を得ながら、私自身の社会的な役割を果たしていきたいです。

やりたいことを踏みとどまっているあなたへ

もしあなたが一歩を踏み出せずに悩んでいるのであれば、やりたいことを書き出すこと、そして、口に出してみてください。
「家族に反対されるかも」「今の状況ではできないかも」などと、自分の中で思い悩んでいるだけでは解決しません。

自分が何をしたいのか、何ができるのか。書き出して明確にし、家族に意思表明をする。

もしかしたら意外とあっさり「応援するよ!」と言ってもらえるかもしれません。万が一反対されたら、その時また考えればいいのです。

『叶う』という字は、口に十と書きます。何度も言葉にしていれば、必ず達成できます。だから、まずは書き出すこと、声に出すことに挑戦してみてください

 

一日のタイムスケジュール

07:00 起床
08:00 夫・長女を送り出し、長男の食事、洗濯・掃除・食器洗いなどの家事
09:30 長男と遊ぶ
10:00 長男の昼寝に合わせて仕事開始
12:30 朝食をとりながら仕事継続、長男が起きたら遊ぶ
15:30 洗濯・夕食の準備などの家事
16:00 長女お迎え
17:00 夕食の準備再開
18:00 夕食
19:00 子どもと遊ぶ(長女のドリル)
20:00 お風呂
20:30 寝かしつけ
21:30 仕事再開
22:00 就寝
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