お母さんの笑顔が子どもにとって何よりも大切なもの(栗林 直美さん)/私らしい生き方・働き方

栗林 直美 育児と仕事の両立方法
栗林 直美(くりばやし なおみ)さん
ヨガ講師/全米ヨガアライアンス(RYT200)修了・マタニティヨガ(RYT500認定)修了

兵庫県神戸市在住。夫、長女3歳の3人家族。
子連れで参加できるママのためのヨガレッスンを始めたのをきっかけにフリーランスのヨガ講師として活動を開始。
レッスンはクチコミで広がり、現在ではプライベートレッスンや自然食カフェとのコラボレッスンを開催している。
ヨガ歴10年、講師歴2年半。
703yoga HP : https://www.703yoga.com

 

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子育てママでも仕事ができる

産後、夫の人事異動で新しい土地に。0からのライフスタート

私は現在、フリーランスのヨガ講師として活動をしています。
畑違いですが、元々はメーカーの総合職として仕事をしていました。

産休・育休中に、主人の人事異動で東京から神戸へ引っ越すことになり、新卒からずっと勤めた会社を退職しました。

慣れない土地での、初めての育児。
戸惑うことも多く、なおかつ仕事を辞めてしまった喪失感も大きく、最初は本当に孤独で寂しかったことをよく覚えています。

しかし、新生児だった娘と一緒にあちこち出掛けるうちに、少しずつママ友が増え、楽しく毎日を過ごせるようになっていきました。
そうして心に余裕ができると、我が子と過ごすことのできる時間を満喫できるようになり、思い切って仕事を辞めてよかったと思えるようになっていきました。

栗林 直美さんと子どもたち

 

ママ友の一言が仕事を始めるきっかけに

育児が落ち着いたら、いつかまた仕事をしたいと考えてはいましたが、そのきっかけは自分が想像していたよりも早く意外なタイミングで訪れました。

ある時ママ友に、ヨガが好きで全米ヨガアライアンスを修了していることを話したら「ヨガを教えてほしい!」とレッスンの依頼をいただいたのです。

趣味が転じて勉強はしたものの、講師としての経験はその当時はまだありませんでした。ヨガ知識の復習をし、設備の予約をして、生後半年になる娘を連れて開催するレッスン。嬉しさ反面、不安も大きかったというのが本音でした。

ヨガをしている栗林 直美さん

しかしそのプレッシャーもしっかりと受け止めながらも、自分の「やってみたい」という気持ちに素直に行動して良かったと今では感じています。

 

上手くいかず落ち込んだ時に支えられた言葉

子どもが小さいうちは一緒にいる時間を大切にしたい、でもやっぱり仕事もしたい・・・。
そんな私にとって「子連れで仕事をする」というスタイルはとても理想的でした。

もちろん上手くいくことばかりではありません。
娘のご機嫌が悪く、思ったようにレッスンができず落ち込むこともありました。

そんな時、参加してくれている生徒さんから「親が好きなことをしている姿を見せることは、最高の育児だと思います」というメッセージをいただき、ものすごく勇気づけられました。

 

働く母を自慢に思っていた夫の協力

そうして私が心から今の仕事を楽しく、やりがいに感じられるのには主人の協力があってこそで、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
彼は、働く女性に対する理解は人一倍あり、よく相談にも乗ってくれます。

義母がバリバリのキャリアウーマンであることが影響しているのかもしれません。
そのせいで幼い頃に寂しい思いをしたこともあるでしょうが、それ以上にイキイキと仕事をする母親は自慢だったのだと思います。
彼が働く母親についての思い出話を時々楽しそうにしてくれるからです。

 

フリーランスだからこそ大切したい仕事と家庭のバランス

フリーランスは自分で仕事量を調整できるというスタイルが魅力ではありますが、時に家族との時間を天秤にかけなくてはいけません。主人の休日に、私が仕事のスケジュールを入れることも増えました。

私たち家族は常に理想のバランスを模索しています。
来年からは娘が幼稚園に通うこともあり、より一層話し合う時間を大切に、自分の価値観や優先順位を明確にしておきたいと考えています。

栗林 直美さんのヨガ教室

 

育児と仕事との間で悩んでいる女性へ

出産をする女性にとって、産後の理想のライフスタイルは実に人それぞれだと思います。

私は幼少期の頃、母が疲れてため息をついていると、子ども心にも「どうしたんだろう?」「なにかできることはないかな?」と悲しく不安になった記憶が鮮明に残っています。

そう、ただお母さんが笑っているというだけで、子どもは安心できるものなのだと思います。

どんな道を選んでもいい。
ちょっとくらい自分勝手でもいい。
自分自身が毎日楽しく過ごすことが、子どもにとっても大切であることを忘れずにいてほしいです。

 

一日のタイムスケジュール

07:00 起床、身支度
08:00 朝食・昼食準備、掃除などの家事
08:30 主人見送り、長女朝食
09:20 長女見送り、ヨガレッスンへ
10:00 グループレッスン開始
11:30 グループレッスン終了、片付け
12:20 長女お迎え
12:30 昼食
13:00 休憩、ヨガレッスン準備
14:00 プライベートレッスン開始
15:30 プライベートレッスン終了、片付け
16:00 買い物や育児
17:00 夕食準備
18:00 夕食、片付け
19:00 お風呂
20:00 寝かしつけ
21:00 メール・SNSチェック、スケジュール確認、翌日のレッスン準備 など
01:00 就寝

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