新しい命をおなかに宿し、出産を終え、赤ちゃんとの生活がスタート。毎日が初めてのことばかりの子育て。
ふと気が付くと、育休期間も終わりに近づき「保育園を考えなくちゃ!」となっていませんか?または「そろそろお仕事を始めようかな」と考えて、保育園を検討し始めている方もいらっしゃるかと思います。
保育園って一体どんなところ…?今回は保育園に子どもが通うメリットを、元保育士・幼稚園教諭・3児の子育て中の筆者がお伝えいたします。
目次
知っておきたい! 認可保育園に入園できる条件とは?
「保育園に子どもが通うメリット」をお伝えする前に、まず、認可保育園に入園できる条件について解説します。
認可の保育施設(認可保育園、認定こども園の保育部分、小規模保育、家庭的保育、認可の事業所内保育など)に入りたい場合は、保育の必要性の認定(支給認定)を受けなければなりません。
『保護者の代わりに保育を行う施設』という位置づけであるため、保護者が条件に当てはまらなければ子どもを預かってもらえないのです。
企業内保育園がある会社も
認可保育園は基本的に就労していないと預けられませんが、企業内保育園がある会社もあります。
企業内保育園とは、その企業で働く社員が就業中に子どもを預けられるように、企業が社内や近隣に設ける託児施設のことです。
これから就活をする、なるべく職場の近くに預けたいというママ・パパにとっては、ありがたい制度ですよね!
ママたちの働き方を応援したい!と設置する企業も増えていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
保育園ってどんなところ? 通園する4つのメリット
子どもを保育園に預けることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが保育園は育児のプロ集団!安心してお子さんを送り出してあげましょう。
ここでは保育園に通うメリットを4つお伝えします。
その1 生活のリズムが整う
おうちで過ごしていると起きる時間や寝る時間、食事の時間などが定まりづらく、規則正しい生活にならないこともしばしば。
保育園ではカリキュラムがあり、遊ぶ・食べる・寝るなどの時間が決まっているため、規則正しい生活のリズムが整いやすいです。
食事の前には「排泄・手洗いをする」など、生活に必要な習慣が自然と身につきます。
その2 集団生活の中で社会性が身につく
友達との生活は刺激がたくさん。子ども同士のかかわりの中で、お互いの行動を確認しながら、真似をし合い、時にはぶつかり合いながら成長していきます。
保育園では同じ年齢のお子さんだけではなく、年齢の違うお子さんともかかわる機会がたくさんあります。いろいろなことに興味を持ち、挑戦する気持ちがはぐくまれます。
また保育士や園を訪れる人たち、地域の方々など、たくさんの大人とふれあう機会も多いです。
お子さんは色んなかかわりの中で
- 自分のことは自分でする
- 人を思いやる
- リーダーシップがある
- 信頼される
- 正義感がある
など、人としての在り方を学んでいくことでしょう。
保育園に通う子どもたちは幼い頃から多くの人との出会いを通じて、社会性や自立性を培っています。
その3 家とは違う経験や体験ができる
おうちでは汚れを気にしてできないようなことも保育園では経験できます。
例えば砂あそび。保育園では時には裸足になってダイナミックにあそんだり、子ども同士で協力して大きな砂山を作ったり、納得いくまでお団子を作り続けたり…など、子どもがあそびにじっくり取り組むめる環境があります。
その4 保護者にもメリットが
子どもだけではなく保護者にとっても、
- 子育てのちょっとした疑問を、わが子のことをよく理解してくれている保育士に相談できる
- 栄養バランスがとれた給食があり、安心できる
- 保護者同士の繋がりもでき、相談したり励まし合ったりできる
など、保育園に預けるからこそのメリットがありますよ。
子どもを保育園に預けるときの注意
保育園は保育時間が長いので疲れます。その点は気にかけておきましょう。
通常9~16時で7時間、長時間であれば7~17時で12時間の保育時間になるお子さんもいます。
楽しい時間でありながらも、お子さんなりに、保育士や友達に気を遣いながら集団生活をしています。長い時間、本当によくがんばっているのです。
保育園にお迎えに行き、帰宅し、夕飯の準備に洗濯など、やるべき家事がたくさんあることとは思いますが、保育園で長い時間がんばったお子さんをほんの10分でもいいので膝に座らせてあげたり、抱っこしてあげたりしてください。
親子でふれあい、目を合わせてほっとできる時間を作りながら、絆を深めてもらえたらと思います。
まとめ
「幼いころから保育園に預けるのはかわいそう…」と仕事復帰を悩まれる方もいらっしゃいますが、保育園という世界で子どもたちはたくさんの経験をし、人とかかわり、生きる力をはぐくんでいます。安心して送り出してあげてくださいね。
次回コラムは2023年6月22日公開予定です!お楽しみに。

(文)
仲松 みつえ/Mitsue Nakamatsu
『親子のふれあいサロンバンビーノ』代表
株式会社アカデミーシェアリング所属保育士
子どもが大好きで保育士をしていたのに、とてもしんどかった初めての子育て。3児のママになった今「あの時の私のようなママに寄り添いたい」と思い、親子の居場所づくりをしています。「ママが笑顔になると子どもも笑顔になる」をモットーに、子どもの笑顔が溢れる社会にしていくことを目指して、保育士が教えるベビーマッサージ教室や子どもの命を守れる大人になるためのママ目線の防災講座などを、地域や子育てサロン、イベントなどで開催しています。