あなたの子どもが熱を出して病院に連れて行かないといけない。でもどうしてもママが仕事が休めない日。そんな時「パパにお願いしたいけど大丈夫かしら？」「不安だな..」と感じることはないでしょうか。
このコラムでは慣れない父親が病院に行くときに困る3大要因と解決策をご紹介します！これで慣れないパパも自信をもって病院に行けるようになりますよ。
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目次
父親が病院で困る3大要因 効率よくこどもの受診をするための解決策
初めて父親が子どもを病院に連れていくとき、わからないことがたくさんあると思います。特に不安な3大要因は
- 子どもの情報が分からない
- 病院で急に泣いてしまったらどうしよう
- 病院へは何を持っていったらいいの？
など…。このコラムを読めば解決できるはずです。
【解決策1】父親が子どもの情報が分からないときはおくすり手帳を活用しよう！
病院では、子どものアレルギー歴や、ほかに受診している病院はあるか、体重、粉薬は飲めるか…など様々な情報をお医者さんから尋ねられます。
そんなときは、おくすり手帳の活用をおすすめします。お薬手帳には記載してあるお子さまの体重や他の病院との薬と飲み合わせなど、医師や薬剤師が知りたい情報が詰まっています。
お薬手帳にお子さまの情報を直接書き込むひと手間加えることで、更に役に立つツールになります！詳しくは下記のコラムを参照ください。
「アレルギー」や「粉よりも錠剤の方がのみやすい」など、お子さまの特徴を記載しておくと良いですよ。
【解決策2】父親はLINEやFAXを利用して、子どもが泣く前に時短で受診しよう！
待ち時間中にぐずってしまうお子さんは多いです。「熱で辛い」「お腹が空いた」「おむつが汚れて気持ち悪い」など、体調が悪いときはどうしてもいつもよりご機嫌斜めになってしまいがちです。
待ち時間を減らすためにLINEやFAXの活用がおすすめ。
薬局によっては「LINEで処方箋を送信→事前に薬を準備→出来上がれば連絡をくれる」サービスをしているところもあります。
FAXはほとんどの薬局が対応しており、病院から事前送信することで予め薬を用意しておいてくれるので、時短になります。
ぜひ薬局のHPなどで調べてみてくださいね。
【解決策3】慣れない父親のために緊急時のために病院セットを用意しておこう！
大人が病院に行くときは、保険証と財布があれば事足りるかもしれません。しかし子どもを病院に連れていくとなると、たくさんの持ち物が必要になります。
いざというときに焦らないためにも、あらかじめ病院に持っていく持ち物セットを作っておくとよいでしょう。代表例として、お薬手帳や、おもちゃ、お菓子、おむつ、等があれば安心ですね。
忘れがちなのが医療証。市町村によっては医療費が無料になるなど、子ども医療の政策をしています。医療証は子ども医療のほかにも様々な制度を使うために必要な書類になります。必ずお持ちください。
まとめ：薬局をもっと活用しよう！
『もっと知りたい！ くすりと薬局』コラムは今回が最終回。
これまで5回に渡って「より薬局を身近に感じてほしい」という想いでお届けしました。薬を飲む前から飲んだ後まで含めて、みなさまの健康をサポートするが我々薬剤師の使命だと考えています。
薬をもらって家に帰った後でも、気になることや疑問点があればぜひ薬局を頼ってください。「体調良くなったよ」「こんなことが最近気になるんだけど…」と、お声がけいただけると、とても嬉しいです！
一番大切なことは、みなさまが病気やけがを乗り越え、健康に過ごしてもらうことです。今まで以上に、薬局を身近な存在に感じてもらえたら幸いです！
（文）
中谷 公紀／Nakatani Masanori
新卒にて大手ドラッグストア勤務の後「一人一人に向き合ってお薬を届けたい」という思いから調剤薬局「つばくろ薬局（小児科・内科・整形外科 門前）」に入職。
来局された患者の生活習慣や併用薬などの情報から最適な医薬品を提案するほか、健康相談や急変時の相談対応などの薬学的専門性を生かした業務にも携わる。
子どもの薬剤師体験などの交流会や地域の勉強会にも参加し、地域の健康増進に積極的に貢献している。「患者様を第一に考える」を念頭に、一人ひとり違うライフスタイル・疾患・背景を考慮し、地域社会に健康と安心を届けることが目標。
ホームページ：つばくろ薬局
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