親子で作って迎えよう!子どもと楽しむお正月の工作・製作/おやこde楽しむ工作 Vol.4

お正月工作 お役立ちコラム

クリスマスが終わり、街中もあっという間に年末年始ムードになると、間もなく新年がやってくるという感じになりますね。

そんな季節に、簡単に楽しく作れる、お正月の飾りや遊び工作などをご紹介します。
材料はどのご家庭にもあったり、100円ショップなどで購入できる安価なものばかりなので、誰でも気軽に作れますよ。

お正月の食べ物や飾りには古くから込められた願いがあります。お子さんへお話できるよう、お正月飾りの意味や知恵袋も合わせてご紹介します。
正月飾りなどを製作することで、お正月の伝統文化に親しみが持てるとよいですね。

 

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子育てママでも仕事ができる

作って迎える! お正月工作~正月飾り~

門松や、鏡餅など、お正月の飾りを楽しく工作で作ってみましょう!

【お正月飾り工作1】ミニ門松

ミニ門松 工作
門松は、竹や松で作られたお正月飾り。玄関の前に立てられることが多いですよね。

門松は年神様が迷うことなく家に来られるようにする目印という意味があります。左右一対で飾るのがならわしです。

年神様とは、お正月にやってきて豊作や幸せを運んでくれる神様のこと。年のはじめに年神様が来てくだされば、1年間食べ物に困らず暮らせるそうです。

ちなみに同じく玄関に飾るしめ飾り・しめ縄は、けがれているものが家に入らないようにするためのものです。

 

材料

  • ラップの芯
  • トイレットペーパーの芯
  • 毛糸(緑)
  • 麻ひも(茶色の毛糸でもOK)
  • スナック菓子の空き箱(ペットボトルや牛乳パックでも代用可)
  • 色画用紙(黄緑色)
  • 折り紙

 

<作り方>

  1. トイレットペーパーの芯とラップの芯に色画用紙を巻いて両面テープで貼る。先をつぶしてハサミで斜めに切る。長さを見ながら竹を3つ作る。トイレットペーパーの竹
  2. 土台を作る。
    お菓子の空き容器に両面テープをつけ、容器の下から麻ひもをぐるぐると巻いていく。ミニ門松工作手順
  3. 土台に、作った竹を入れる。
    竹の下の部分を少しつぶしながら入れるとgoodミニ門松工作手順
  4. 松葉を作る。
    ボール紙等に緑色の毛糸を10回ほど巻く。ボール紙から毛糸をはずし、真ん中を輪ゴムでとめる。
    両脇の輪になっているところをはさみで切る。同様の物を全部で3つ作る。
    門松工作手順
  5. 松葉を真ん中でおり隙間に入れていく。
  6. 装飾など好きなように折り紙や毛糸などで飾れば、完成!

 

【お正月飾り工作2】ちいさな鏡餅

鏡餅工作
鏡餅は、年神様へのお供え物として玄関などに飾ります。そしてお正月の間、鏡餅は年神様の居場所として供えられます。

鏡餅の上に乗っかっているみかんは『橙(だいだい)』と呼び、その家が代々繁栄しますように…との意味が込められています。

鏡開きの日には年神様のパワーをいただくために鏡餅を食べます。

 

材料

  • 新聞紙
  • キッチンペーパー
  • 折り紙
  • 爪楊枝

 

<作り方>

  1. 新聞紙を丸めてキッチンペーパーで包み、テープでとめておもちを作る。これを大小2つ作る。
  2. 新聞紙を同じように丸めてオレンジ色の折り紙で包み、テープでとめてみかんを作る。
  3. 折り紙を葉っぱの形に切り、つまようじにつける。
  4. 葉っぱのついた爪楊枝をみかん→おもち小→おもち大と上から刺して止めたら完成!

 

【お正月飾り工作3】紅白餅花

紅白餅花
餅花(もちばな)は、新しい年の豊作を祈願する祈りが込められています。
地域によって違いはありますが、今年一年食べるに困らないように、五穀の収穫が豊穣で有りますように…との願いをこめた飾りです。

 

材料

  • 木の枝
  • 粘土(小麦粘土や紙粘土)
  • 花瓶や空き瓶

 

<作り方>

  1. 木の枝を、入れ物に合わせて長さを調節する。
  2. 白と赤の粘土を用意する。
    (赤い紙粘土は、白い紙粘土に少しずつ赤い絵の具を入れて、絵の具がきれいに混ざるまでよくこねる)
  3. 白の粘土と赤の粘土を少量ずつちぎり、上から白、赤の順に間隔を開けながら枝につけていけば完成!
    (形が丸でなくても楽しんでつけていけばOKです)

赤・白でなくても色んな色で作っても楽しいですね。

 

作って迎える!お正月工作~正月遊び~

お正月に遊んでみたい遊びを、工作で作ってみましょう!

【お正月遊び工作1】簡単コップでけん玉

けん玉工作
江戸時代には、鹿の角に穴を開けたものに球をつけ大人が遊んでいました。けん玉が現在のような形になったのは大正時代で、昭和に入ってからは子どもの定番玩具になりました。玉の赤色はご来光を思わせる、めでたいものだとも言われています。

材料

  • 紙コップ2つ
  • 折り紙・新聞紙
  • 毛糸1本(紐でも代用OK)

 

<作り方>

  1. 紙コップに絵を描いたり、シールをはったり楽しんで装飾する。
  2. 紙コップに千枚通しで穴をあけ、紐を通す。
  3. 紙コップの底の部分にでた紐を玉結びする。
  4. 紙コップ2つを底同士にくっつけてテープなどで貼り合せる。
  5. 紐の先端に新聞紙や折り紙で作った玉をテープでつければ完成!

 

【お正月遊び工作2】レジ袋でつくる凧

レジ袋で作る凧
凧が高くあがるほど願い事が神様に届き、願いが叶う、子どもが元気に育つという意味があり、お正月定番の遊びとされています。

材料

  • 手持ちのついたビニール袋(レジ袋)
  • 紐(ビニール紐)

 

<作り方>

  1. ビニールに自由に装飾する。
    (絵を描いてもOK・スズランテープでヒラヒラをつけても楽しいですね)
  2. 手持ち部分にビニール紐を両側にしばれば完成!
手作り凧で遊ぶ子供

このコラムでは、楽しくお正月を迎えられる工作をご紹介しました。

お正月遊びもすごろく・福笑い・こまなど、まだまだ沢山遊びがありますので、親子で楽しいお正月遊びを楽しんでみてください。

今後もこちらのコラムでは親子の時間を楽しみながら、簡単に作れる工作をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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髙橋 明日香
髙橋 明日香/Asuka Takahashi
Neovation合同会社 役員
StudioPOP スタジオマネージャー
リトミック・ベビーマッサージ 親子教室講師
認可外保育園にて保育士として勤務、第1子を妊娠し妊娠8ヶ月で退職。産休育休期間に地域に密着した親子ふれあいサークルを立ち上げ活動。その後 リトミック教室を設立し地域に密着した活動を続ける。2016年にはダンス・親子教室等を行える自社スタジオを大阪市に設立。「一人で子育てしなくてええよ。大人みんなで子育てすればええやん!」「豊かに子育て」をコンセプトにママたちや子どもたちの「おたすけ先生」として教室だけでなくセミナーやメディアなどでも活動を行なっている。
自身現在は、8歳(小学2年生)・3歳・2歳・0歳の四人の育児に奮闘中ワーキングマザー。
「リトミックぽっぷ」公式HP

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