色彩心理で子どもの心を読み解こう!五月病の対処法とママのサポート/色彩心理で育むママと子どもの笑顔 Vol.3

保育園 こども 5月 五月病 育児

ゴールデンウィーク明けくらいになると、多く見られるようになるのが『五月病』と言われる心身の不調。

大人だけではなく、子どもにも十分起こり得ることです。ゴールデンウイーク前は楽しそうに保育園に通っていたのに、急に「行きたくない!」ということも。

働くお母さんにとっては、子どもの突然の変化に戸惑うこともあるでしょう。

このコラムでは、新しい季節の子どもの変化を『色彩心理』で観察!色タイプで子どもをサポートするコツ!を紹介します。

お子さんがどのタイプに属するかを理解し、状況を把握した上で適切な声かけをしてあげましょう。

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新しい季節に見られる緊張による子どもの変化

子ども 変化 季節 5月 五月病

楽しいゴールデンウィーク明け、この季節は新しい環境で緊張するシーンもあるかと思います。
子どもにいつもと違うこんな様子は見られませんか?

  • ママ!と大声で叫ぶことが多い
  • いつも以上に甘える
  • そわそわと落ち着かない雰囲気
  • イエスかノーか答えがはっきりしない
  • 急にいら立つ行動をみせる

体調が悪いこと以外で上記と似たようなことがあれば、色彩心理で解決策がみつかるかもしれません。

 

子どもは元気であたりまえ、と決めつけない!

『五月病』とは?

この季節にささやかれる『五月病』。

一般的に新しい環境や社会生活への適応に伴って起こる心身の不調やストレスを指します。大人のみならず子どもにも充分にありえることです。

ゴールデンウィーク前までは楽しそうに保育園などへ通っていても、急に行き渋りがでたりすると、ママはイライラして感情が先にでてしまうこともあるかもしれません。

そんなときこそ『色彩心理』を利用してみましょう。まずはお子さんが今どのタイプなのか観察し、状況の把握と関わる大人がどう言葉をかけてあげられるのかを一緒に考えてみましょう。

 

色彩心理における子どものタイプから五月病の対処法を考える

子ども 変化 季節 5月 五月病 色彩心理

 

タイプ別 緊張を和らげる会話術

通常は、色タイプは『10色』で分けていますが、緊張の状態の際に出やすい色タイプをピックアップしてお伝えします。

 『自分に注目して欲しい』タイプ (色で例えると『レッド』タイプ)

  • 普段は瞬発力があり、元気いっぱい
  • 外に向けて溢れんばかりのエネルギーがある
  • ネガティブになると、自己中心的になり攻撃的になることもある

片手間で会話をするのはなるべく避けて、目を見ながら「いつも頑張ってるね」という姿勢で会話を心がけてみましょう。

 

『 存在を認められると喜ぶ』タイプ(色で例えると『オレンジ』タイプ )

  • 普段は太陽のように明るく活発
  • 向上心がある
  • ネガティブになると、あれもこれもと欲しがったり、存在を認めて欲しくて大声を出したりと気づいてもらいたい態度をとることもある。

お兄ちゃん、お姉ちゃんと呼ぶのではなく、名前で呼んであげましょう。お手伝いをしてくれたら「ありがとう」「助かったよ」を忘れずに伝えることも大切です。

 

『 褒めて伸びる』タイプ(色で例えると『イエロー』タイプ )

  • 普段は天真爛漫で楽しい事が大好き
  • 好奇心が旺盛
  • ネガティブになると、落ち着きがなくなり、わざとふざけた事をすることもある

見た目は明るく見えますが、周りの「聞いてるの?」という言葉や態度で傷つくことがあります。「楽しそうだね」と甘えをゆるしつつ、本音で伝えることはちゃんと伝えましょう。

 

『周りの様子をよく見ている優等生』タイプ(色で例えると『グリーン』タイプ )

  • 周りからの評価が高い
  • ものわかりが良い
  • ネガティブになると、やりたくない事まで引き受けてプレッシャーを感じてしまうこともある。

「何か我慢してることはない?」と話を持ちかけてみてください。その際、すぐに答えはでなくても、マイペースな部分も尊重してあげましょう。

 

『正義感や責任感が強い』タイプ(色で例えると『ブルー』タイプ )

  • 真面目
  • 決めたことは、きちんと守り抜く
  • ネガティブになると、セルフコントロールが強くでて、自分にも他人にも形にとらわれてしまいがち

子どもだからと言って、からかうような関わり方は控えましょう。たまに息抜きできるように公園などへ誘ってみるのもいいでしょう。

 

『 1人の時間を大切にする』タイプ(色で例えると『パープル』タイプ )

  • 普段からあまり言葉には出しません
  • 独自の感性に自信がある
  • ネガティブになると、思い込みが激しくなったり考えすぎて寝不足気味になることもある

人とは違う感性を「あなたらしくていいね」と、褒めて認めてあげてください。

 

色彩で育む自由な心

子どもは新しい環境、お母さんとの離れ離れ、家庭とのルーティンの違い、などで緊張を引き起こすこともあります。

人は産まれてきたら、家庭では身近なお母さん、保育園などの社会と関わりをもつようになります。

そこで、家庭や保育園などの社会で周りの大人が意識したいのは、「自分は自分のままでいいんだ」と思える安心できる環境づくり。

下記の絵のようにバランスの良い三角形に近づけるよう、個性を色タイプでわけ特徴をつかみ、言葉を変えるだけで、いつの間にか緊張が和らいでいくことでしょう。

子ども 変化 季節 5月 五月病 色彩心理

今回の色タイプ別は、応用すればママにも使っていただけます。色彩の力でお互いを認めあい、自由な心を育んでいきましょう。

次回は、2024年6月25日公開予定です!お楽しみに!

とみたえみ

とみたえみ/Emi Tomita
カラー通訳専門家・ゆるりすとライフコーチ

沖縄移住21年。
身内がいない子育てと、3.11で家族が被災し心が不安になり、色彩心理、アドラー心理学を学ぶ。

娘が5歳の時、吃音を発症するが、色を手がかりして言葉にならない心の声を聴いていくと、症状が緩和する。
47歳で色彩心理カウンセラーになり、5年間で1,300組以上の母子カウンセリング、29名のカラーセラピストを育成。
沖縄の風に身を任せ、自由な心を育みながら、わかちあいとフラットな世界を実現する、ゆるりすとライフを提唱。
2024年6月12日開催 「不登校からはじまる、いきかた選択肢」主催

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