「私は私の人生で何がしたいか」を明確にして働く(神宮 江里佳さん)/私らしい生き方・働き方

神宮 江里佳さん親子 インタビュー
神宮 江里佳(じんぐう えりか)さん
大阪府在住。夫、長男3歳の3人家族。
学校事務歴3年、経理業務を担当。生後8カ月で仕事復帰。

 

ヤクルトレディになりたい

生後8カ月で保育園へ。様々な対策で不安を解消

私が仕事を始めた当時、まだ息子は生後8カ月で、完全母乳な上に離乳食も嫌々な状況でした。夜泣きも酷かったので、私自身も常に睡眠不足で万全な状態とは言えませんでした。

ですので、食材は宅配サービスを利用することや、残業発生時の対策としてはファミリーサポートをお願いする等を取り入れました。
また、育児に関連する問題解決のために、地域の子育て支援の講演会やセミナーに参加し、多くの情報や意見等を得てそれをヒントに『仕事と子育ての両立』に対して不安解消を試みました。

働き始めてからの生活や困った時の対応策を固めることが出来たことで、なんとか働いていけるかもしれないという自信へと繋がりました。

サポートイメージ写真

正直、まだ当時8か月の息子にとって、親と離れて寂しくはないだろうか、という心配もありました。
しかし最近は息子が「保育園好き!」「保育園行きたい」と発言してくれることがすごく嬉しいです。
毎日楽しく保育園に通っていると思うと、私自身も更に仕事を頑張ろう!と思える活力に繋がり、大変嬉しく思っています。

 

タイトなスケジュールへの対策で納得のいく方法に

そのように万全に準備をしたつもりでしたが、実際に働き始めると全てがスムーズにはいきませんでした。

何より、お迎え後から寝かし付けするまでの時間が短いことに苦労を覚えました。
19時頃のお迎え後、20時~21時の間に寝かし付けを終えるためには、料理や洗濯以外にも、子どもとの関わりや身の回りの世話までと、タイトなスケジュールになります。

時間イメージ写真

自分のことは完全に後回ししつつ、さらに家事は後回しにする等しましたが、やりたいことや済ませたいことが出来ていない状況がストレスとなってしまい失敗に。

頭を抱える

そこで『グレーゾーン』、つまり自分自身の許容範囲を広げる試みを行いました。

食事は時短の調理又は冷凍食品でも良い、食器は食洗機用のものを使用する、洗濯は浴室乾燥機で乾かす、床掃除はお掃除ロボット利用して、おもちゃは常に片付けた状態でなくても良い、などはグレーゾーンを自分で決めていったのです。

また、子育てについても、本を毎日たくさん読み聞かせをする、バランスの取れた食事を摂る、自分の時間よりも子どもの時間を優先して遊びに付き合うなどを、『しなくてはいけない』と半強制的にルール化していたことから、できるならばしてみようかという程度まで緩めました。

その結果、慌ただしくはありますが、納得できるようになりました。

 

良いことも失敗も『私の強み』に

また、日々の積み重なるストレスが大きくなると、生活も仕事も回せなくなってしまうため、復帰後はとにかくストレスを溜め込まない生活のサイクルを整えること、変えていくことを重点的に行いました。

子育てを始めてからは成功よりも失敗や上手くいかないことの方が多くありました。しかし、今までのやり方を変えて新しい方法を試してみることで、良いも悪いも味わった経験は勉強にもなりましたし、精神的にも強くなれた気がします。

神宮 江里佳さん親子

趣味の時間が次への活力に

そうは言っても、育児、仕事、家事…、日々のやることに忙殺されてしまうと、心のゆとりが無くなってしまいストレスフルになります。
私は大人になって始めたためまだ初心者ですが、週に2回クラシックバレエを習っています。大人クラスは全員社会人で、社会人の先輩方が多いので相談にも乗ってくださいます。

バレエ

趣味の時間を過ごすことで次への活力が生まれていると感じています。

園行事や病気時の乗り切り方

仕事と子育てを両立する際気になる子どもの園行事は、主に休日に開催されるため、仕事に支障が出ず助かっています。

また、子どもが病気になった時は病児保育を利用しています。病児保育は勤務地から離れていることや持ち物が多いこと、別の病気に感染する危険性等がありますが、常にプロのもとで保育していただけるので本当に助かっています。

「私は私の人生で何がしたいか」を明確に

そんな私の理想は、どのような状況でも変わらずに働き続けることです。

もちろん私にとって家族が何より大切です。家族や子どもがいることにより、自分の生き方は自分だけのものでは無くなっています。

神宮 江里佳さん親子

だからこそ意識しなければ、自然と家族を優先してしまい、自分が自分らしく生きていくことや、理想的な働き方への気持ちが置いてきぼりになってしまいます。

本来、『働くこと』は自己研鑽にもなり、更にできることや新しいことへの挑戦ができる機会です。しかし、家族の都合が理由で断念してしまうことは十分に考えられます。

それでも、それだからこそ、「私は私の人生で何がしたいか」を明確にして、家族ともお互いに無理なく歩み寄れるような、そんな働き方を目指していきたいのです。

 

働くことは新たな可能性の発見である

だから私は、育児も仕事もコツコツ積み重ねて次のステップ、例え今までとは異なる内容の仕事であっても経験があったからこそ活かし、無理なく続けることができ、更に今後に繋がっていく仕事をしたいと思います。

そして、働くことで自分自身の新たな可能性と発見が出来ると考えています。
働く理由は様々ですが、もし働いてみたい!やりたいことがある!という場合は、実際にやってみてください。きっとやりがいを感じることができると思います。

 

一日のタイムスケジュール

05:00 起床 洗濯 朝食・弁当作り
06:00 家族起床・朝食開始
07:20 息子登園・夫婦共に出勤
08:50 勤務開始
11:30 昼食
17:00 退勤
19:00 息子をお迎え 夕食
20:00 お風呂・余力がある場合は家事等作業
21:00 息子を寝かし付け
22:00 自分時間を過ごしてから就寝
ヤクルト「いつもあなたと」