褒めて伸びる“子どものほめ方”を4つのタイプ別にご紹介/親子の笑顔が増える色診断 Vol.3

育児

「ちゃんとほめているのに、なぜか響いていない気がする…」

そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかすると、褒めるポイントがずれてしまっているのかも知れません。

前回のコラムでは、「決断」「堅実」「創造」「協調」の4つのカラータイプについてご紹介しました。そのタイプ別に“子どもが伸びるほめ方”をご紹介します。

「まだ読んでいないな」という方は、ぜひお子さんのタイプ診断から試してみてくださいね。

こどもの手 発見

【カラータイプ診断】その子らしさが見える「やる気スイッチ」の見つけ方/親子の笑顔が増える色診断 Vol.2

 

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その関わり方、合ってる?タイプでわかる“子どもが伸びるほめ方”

親はどうしても、“自分が言われて嬉しかった言葉”で子どもをほめがちです。

「すごいね!」と言われると嬉しかった人は、子どもにも同じように声をかけるかもしれません。
「頑張ったね」と認めてもらいたかった人は、努力を見てあげたくなるでしょう。

それは、とても自然なことです。

でも、目の前の子どもは、親とは違う価値観を持っていることがあります。

「すごいね!」でやる気になる子もいれば、「ちゃんと見てくれていたんだ」と安心する子もいます。「面白いね!」と言われることで嬉しくなる子もいれば、優しく寄り添ってもらうことで力を出せる子もいます。

同じ言葉でも、子どもによって受け取り方はさまざまです。

決断タイプのお子さんは「認められる」と伸びる

 

「すごい!」
「さすが!」
「頼りになるね!」

決断タイプの子は、“認められること”が大きなエネルギーになります。

頑張った結果をしっかり認めてもらえたり、「できるね!」と評価されることで、自信とやる気につながります。

リーダーを任されたり、頼りにされたりすると、さらに力を発揮するタイプです。

一方で、「まだできてないの?」と結果ばかり指摘されると、プライドが傷ついてしまうこともあります。

また、「自分で決めたい」という気持ちが強いため、細かく指示されすぎるとやる気が下がってしまうことも。

「どっちからやる?」
「どうしたい?」

そんなふうに、自分で選べる関わり方をすると、持っている力を発揮しやすくなります。

 

堅実タイプの子は「努力を見てもらえる」と安心する

「頑張ってたね」
「丁寧にできてるね」
「ちゃんと続けていてえらいね」

堅実タイプの子は、“結果までのプロセス”を見てもらえることで満たされます。

目立たなくても、コツコツ積み重ねることが得意なタイプ。

「ちゃんとやりたい」という気持ちが強いので、「見てくれている」という安心感が大きな力になります。

また、失敗を怖がってしまうこともあるため、「間違えても大丈夫」「ゆっくりでいいよ」と声をかけてもらえると、安心して前に進めるようになります。

創造タイプの子は「感性を認められる」と輝く

 

 「面白い考え方だね!」
「その発想、すごいね!」
「センスあるね!」

 創造タイプの子は、“自分らしさ”を認めてもらえることで力を発揮します。

正解を求められるより、「その子らしい視点」を面白がってもらえることが大切。

自由な発想や感性を受け止めてもらえると、「もっとやってみたい!」につながります。

一方で、ルールで細かく縛られるとやる気が下がりやすいタイプでもあります。

「こうしなさい!」より、
「どうしたら楽しめそう?」どんなやり方ならやりやすい?」

そんな声かけのほうが、気持ちよく動けることがあります。

協調タイプの子は「気持ちを受け止めてもらえる」と安心できる

 「ありがとう」
「助かったよ」
「頑張ってたね」

 協調タイプの子は、“存在そのもの”を受け止めてもらえることで安心します。

周りをよく見ながら、気を遣って頑張っている子も多いため、「結果」よりも、「気持ち」や「思いやり」を見てもらえることが大きな力になります。

また、「嫌」と言えずに我慢してしまうこともあるため、強い言い方には傷つきやすいタイプです。

「大丈夫?」
「無理してない?」

そんなふうに気持ちを気にかけてもらえることで、安心して自分らしく過ごせるようになります。

子どもによって、“嬉しい言葉”は違う

我が家の場合、私と息子の個性は正反対でした。

そのため、なかなか“ほめポイント”が分からず、

「なんでそんなことするの!」
「どうしてそうなるの?」

と、叱ってばかりいた時期もありました。

お互いに分かり合えず、親子でギクシャクしてしまう時期もありました。

でも、タイプの違いを知ってから、「この子はこう感じるんだ」「こういう言葉が嬉しいんだ」と見方が変わりました。

すると、子どもの困った行動に見えていた部分が、実は“その子らしさ”だったことに気づけるようになったのです。

子育てをしていると、

「もっと自信を持ってほしい」
「この子の良いところを伸ばしてあげたい」

そんな思いで、私たちは子どもに言葉をかけています。

でも、「どんな言葉なら、この子に伝わるのかな?」、そんなふうに少し意識してみるだけで、親子の関わり方が少しラクになることがあります。

まずは、「この子はどんな言葉で嬉しくなるのかな?」と知ることから始めてみませんか?

今日、お子さんにどんな声かけをしてみますか?

小田中美穂

小田中 美穂/Miho Kodanaka
カラータイプ教育アドバイザー/キャリアコンサルタント

2児の母としての子育て経験をきっかけに、行動色彩心理学(カラータイプ)を学び、兵庫県三田市にて自宅サロン「Happy Homing(帰りたくなる家)」を主宰。

子育てをする中で、「どうしてこの子に伝わらないんだろう」「頑張っているのに、うまくいかない」そんな親としての葛藤を経験したことから、“子どもとの違いを知るコミュニケーション”を学び始める。
現在は、親子関係や思春期の関わり、進路・自己肯定感をテーマに、保護者向け講座や個別相談、教職員研修、キャリア教育授業などを実施。これまでのサロン来訪者は延べ2,000名を超える。
「家がホッとできる場所になること」「ママ自身が、自分を責めすぎないこと」をテーマに、今日からすぐに取り入れられる実践的なコミュニケーションを発信中。
兵庫県を中心に活動しながら、オンラインでも全国の保護者をサポートし、子どももママも“自分らしく安心して過ごせる関係づくり”を大切にした保護者支援を行っている。

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