無意識に選ぶ色が心のサイン?子育て中の心を軽くする「色」のセルフケア/親子の笑顔が増える色診断 Vol.5

花瓶 育児

「なんだか最近、疲れているな」
「少し気分を変えたいな」
「今日は元気に過ごしたい!」

そんなとき、あなたはどんな色を選びますか?

洋服やバッグ、ハンカチなど、気づけばいつも同じ色を選んでいることもありますよね。
でも、ときどき「今日はこの色が気になる」と、いつもとは違う色を選びたくなることも。

色は、今の気分や心の状態に気づくきっかけになることがあります。

毎日の暮らしの中にある「色」を、少し意識してみませんか?

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無意識に選ぶ色が心のサイン?子育て中の心を軽くする「色」のセルフケア

無意識に選んでしまう「色」について考えてみましょう!

 

「今の自分」に必要な色を選んでみる

朝から予定がいっぱいで、「今日は頑張らないと!」という日は、赤やオレンジ、黄色など、明るくエネルギーを感じる色を取り入れてみる。

洋服で取り入れにくければ、バッグやハンカチ、アクセサリーなどの小物でも十分です。

反対に、「今日は少し疲れているな」「ゆっくり落ち着きたいな」という日は、青や緑など、落ち着きを感じる色を身近に置いてみる。

実は、色が心身に与える影響は、色彩心理学の分野でも実証されています。

たとえば、赤やオレンジなどの暖色は、交感神経を刺激して心拍数を上げ、活動的なエネルギーをもたらす効果があるとされています。一方、青や緑などの寒色は、副交感神経を優位にしてリラックス効果を高めると言われています。こうした科学的な裏付けからも、「なんとなく惹かれる色」には、その時の心身が求めている状態がダイレクトに反映されているのです。
(引用元:高知工科大学 学術機関リポジトリ『色彩とスポーツの関係性』 https://www.kochi-tech.ac.jp/library/ron/pdf/2017/03/14/a1180463.pdf )

でも大切なのは、「この色を使わなければいけない」と決めることではありません。

「今、私はどんな気分?」「今日はどんなふうに過ごしたい?」
そこから色を選んでみることです。

 

「好きな色」と「今、気になる色」は違うかも?

ずっとピンクが好きだったのに、最近はなぜか緑が気になる。いつも黒や白を選ぶのに、急に黄色を身につけたくなった。そんな経験はありませんか?

「どうして今、この色が気になるんだろう?」

そう考えてみると、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。

忙しい毎日の中では、自分のことは後回しになりがち。 家族のこと、仕事のこと、家事のこと。やることに追われて、「私はどうしたいんだろう?」と考える時間がなくなることもあります。

そんなとき、色をきっかけに、自分の心に目を向けてみてください。

 

色の持つ代表的なメッセージ

自分に問いかける際のヒントとして、色が持つ代表的なメッセージをいくつかご紹介します。

  • 赤が気になる時:
    「よし、やってみよう」と行動したい、迷わず前に進みたい、エネルギーを必要としているのかも。
  • オレンジが気になる時:
    新しいことにチャレンジしたい、人とのつながりを楽しみたい、もっと積極的に動きたい気持ちの表れかも。
  • 黄色が気になる時:
    新しいことを知りたい、もっと自由に楽しみたい、好奇心のままに動きたいサインかも。
  • 緑が気になる時:
    少しペースをゆるめたい、穏やかに過ごしたい、心のバランスを整えたいと感じているのかも。
  • 青が気になる時:
    気持ちを落ち着かせたい、冷静に考えたい、物事をきちんと整理したい時なのかも。
  • 紫が気になる時:
    自分らしさや感性を大切にしたい、周りとは少し違う自分の世界を楽しみたい気持ちの表れかも。
  • ピンクが気になる時:
    誰かに甘えたい、優しくしてほしい、あるいは自分自身を優しくいたわりたいサインかも。
  • 黒が気になる時:
    自分の意志をしっかり持ちたい、人に左右されたくない、自分の考えや世界を守りたいと感じているのかも。
  • 白が気になる時:
    一度気持ちをリセットしたい、頭や心をすっきりさせたい、新しい気持ちでスタートしたい時なのかも。
色鉛筆

もちろん、色だけでその人の気持ちがすべて分かるわけではありません。

きれいに整った部屋が落ち着く人もいれば、好きなものに囲まれているほうが心地よい人もいる。予定をきっちり決めたい人もいれば、その日の気分で動きたい人もいます。

大切なのは、誰かの正解ではなく、 「私は、どうすると心地いい?」 と、自分に問いかけてみること。 色を選ぶことも、その一つです。

家族の「好き」も大切に

これは、家族との関わりにもつながります。

「この子、いつもこの色を選ぶな」「この人は、こういう色が好きなんだな」

そんなふうに、家族の色に注目してみるのもおすすめです。

「どうしてこの色が好きなの?」 と聞いてみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。

大人から見ると「ちょっと派手かな」と思う色も、そのこにとってはお気に入りの色。いつも落ち着いた色を選ぶことにも、その人なりの理由があるかもしれません。「あなたは、この色が好きなんだね」 そんなふうに、その人の「好き」を認めることも、相手を知るきっかけになります。

そして、周りの人の色にも少し目を向けてみると、面白い発見があります。

いつも選んでいる色が変わったり、普段は選ばない色を身につけていたり。 そんな変化から、その人の好みだけでなく、今の気持ちや心の状態が見えてくることもあります。色は、私たちの暮らしの中に当たり前のようにある、とても身近なもの。

でも、ときには言葉にする前の気持ちや、今の自分を知るための大切なサインになってくれることがあります。

だからこそ、色を「好き・嫌い」だけで終わらせず、 「今、どうしてこの色が気になるんだろう?」 と少し立ち止まってみる。 そこから、自分や周りの人を知るきっかけが生まれるかもしれません。

絵を描く女性

「今の私にちょうどいい」を大切に

子育ても、家事も、仕事も。 毎日を過ごしていると、つい「こうしなきゃ」「もっとこうしたほうがいい」と、自分に厳しくなってしまうことがあります。

でも、いつも同じように頑張る必要はありません。頑張る日があってもいい。ゆっくりする日があってもいい。誰かを頼る日があってもいい。その日の自分に必要なものを、自分で選んでいいのです。

「今日は元気を出したい」「少し落ち着きたい」「自分らしく過ごしたい」 その気持ちに合わせて、色を選んでみてください。

「今の私には、この色がちょうどいい」

そんな小さな選択が、自分を大切にすることにつながります。

 あなたの今日は、どんな色を選びますか?

小田中美穂

小田中 美穂/Miho Kodanaka
カラータイプ教育アドバイザー/キャリアコンサルタント

2児の母としての子育て経験をきっかけに、行動色彩心理学(カラータイプ)を学び、兵庫県三田市にて自宅サロン「Happy Homing(帰りたくなる家)」を主宰。

子育てをする中で、「どうしてこの子に伝わらないんだろう」「頑張っているのに、うまくいかない」そんな親としての葛藤を経験したことから、“子どもとの違いを知るコミュニケーション”を学び始める。
現在は、親子関係や思春期の関わり、進路・自己肯定感をテーマに、保護者向け講座や個別相談、教職員研修、キャリア教育授業などを実施。これまでのサロン来訪者は延べ2,000名を超える。
「家がホッとできる場所になること」「ママ自身が、自分を責めすぎないこと」をテーマに、今日からすぐに取り入れられる実践的なコミュニケーションを発信中。
兵庫県を中心に活動しながら、オンラインでも全国の保護者をサポートし、子どももママも“自分らしく安心して過ごせる関係づくり”を大切にした保護者支援を行っている。

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