子どもの予定に、家事に、仕事に。
毎日を回していると、自分の気持ちをゆっくり感じる時間って、意外と少ないものです。
「最近なんだかイライラする」
「理由はないのに疲れている」
「誰かに優しくしたいのに、余裕がない」
そんな時、実は“今の心の状態”が、自然と選ぶ色に表れていることがあります。
この記事では、ママたちが日常の中で感じやすい気持ちと、「気になる色」の関係についてご紹介します。
目次
毎日を頑張るママほど、「色」が心を映している
服の色、バッグの色、スマホケース、つい目に入る広告の色。
私たちは無意識に、“今の自分に必要な色”を選んでいるのです。
色彩心理では、好きな色・気になる色・避けたくなる色には、その時の感情や心のエネルギーが反映されると言われています。
「今の私、ちょっと頑張りすぎてたかも」
そんなふうに、自分を責めるのではなく、自分を理解するきっかけになれば嬉しいです。
赤が気になる時:「ちゃんとしなきゃ」が強くなっているかも
最近、赤い服や小物が気になる。なんとなく赤に目がいく。
そんな時は、「頑張るエネルギー」が高まっているサインかもしれません。
赤は、行動力や情熱を象徴する色。
一方で、イライラや焦り、気持ちの高ぶりともつながりやすい色です。
特にママは、朝から晩まで“やること”が尽きません。
子どもの支度、自分の仕事、家のこと。
誰かのために動き続けるうちに、気づけば心も常に戦闘モードになっていることがあります。
「ちゃんとしないと」
「私がやらなきゃ」
そんな気持ちが続いている時、赤に惹かれることがあります。
でも、赤が気になる時ほど、“休むこと”も必要です。
真っ赤ではなく、少しやわらかいピンクやベージュを取り入れてみる。
温かい飲み物を飲んで深呼吸する。
頑張るだけではなく、“力を抜く”ことで、心のバランスは整っていきます。
青が気になる時:「ひとりになりたい」が隠れていることも
青が気になる時は、心が「落ち着きたい」と感じている時です。
青には、冷静さや安心感、静けさを与える力があります。
そのため、気持ちが疲れている時や、人に気を遣いすぎている時に惹かれやすい色でもあります。
子育て中は、“ひとりの時間”が極端に減ります。
トイレまでついてこられる。
考え事をしていても話しかけられる。
静かな時間がほとんどない。
だからこそ、無意識に「静けさ」を求めて青が気になることがあります。
そんな時は、“何もしない時間”を少しだけ作ってみてください。
5分でもいいんです。
好きな音楽を聴く。空を見る。コンビニのコーヒーを車の中でゆっくり飲む。
ママになると、「自分のための時間」に罪悪感を持つ方もいます。
でも、自分を満たす時間は、わがままではありません。
心に余白があるからこそ、家族にも優しくできるのです。

黄色が気になる時:「誰かと笑いたい」のサイン
黄色は、明るさや希望、コミュニケーションを表す色です。
黄色が気になる時は、「もっと楽しく過ごしたい」「気持ちを軽くしたい」という思いが隠れていることがあります。
毎日同じことの繰り返し。
子ども中心で、自分の予定は後回し。
そんな生活が続くと、知らないうちに“心の遊び”が減ってしまいます。
だからこそ黄色が気になる時は、“楽しむこと”を思い出してほしいタイミング。
特別なことじゃなくて大丈夫。
お気に入りのお菓子を買う。友達と少し話す。好きだったドラマをもう一度見る。
ママは「家族を楽しませる役」になりがちですが、本当はママ自身が笑えることも、とても大切です。
お母さんの笑顔は、家の空気を変える力があります。
黒ばかり選ぶ時:「もう疲れた」が隠れていることも
黒は、強さや自立を感じさせる色。
その一方で、「本音を隠したい」「これ以上傷つきたくない」という気持ちが表れることもあります。
黒い服は合わせやすく、忙しいママには便利な色です。
でも、もし最近ずっと黒ばかり選んでいるなら、少し心が疲れているサインかもしれません。
誰にも頼れない。
弱音を吐けない。
ちゃんとしなきゃ。
そんな気持ちを抱えている時、人は無意識に“鎧”のように黒を選ぶことがあります。
そんな時は、小さくてもいいので“自分を緩める色”を足してみてください。
白いハンカチ。淡いグリーン。優しいラベンダー。
色を変えることは、気持ちを変えるきっかけにもなります。

「好きな色」より、「今気になる色」に目を向けてみる
昔からずっと好きな色もあります。
でも、その時その時で気になる色が変わるのは、心が変化している証拠です。
大切なのは、「この色が好きだから良い・悪い」ではありません。
“今の私は、何を求めているんだろう?”
そうやって、自分の心に目を向けることです。
ママは毎日、家族の気持ちを優先しながら生きています。
でも、本当はママ自身の心も、ちゃんと大切にしていい。
色は、言葉にならない気持ちをそっと教えてくれる存在です。
もし最近、「なんだかしんどいな」と感じていたら。
ぜひ、“今気になる色”を通して、自分の心の声を聞いてみてくださいね。
きっとそこには、頑張っているあなた自身へのメッセージが隠れています。

小田中 美穂/Miho Kodanaka
カラータイプ教育アドバイザー/キャリアコンサルタント
2児の母としての子育て経験をきっかけに、行動色彩心理学(カラータイプ)を学び、兵庫県三田市にて自宅サロン「Happy Homing(帰りたくなる家)」を主宰。
子育てをする中で、「どうしてこの子に伝わらないんだろう」「頑張っているのに、うまくいかない」そんな親としての葛藤を経験したことから、“子どもとの違いを知るコミュニケーション”を学び始める。
現在は、親子関係や思春期の関わり、進路・自己肯定感をテーマに、保護者向け講座や個別相談、教職員研修、キャリア教育授業などを実施。これまでのサロン来訪者は延べ2,000名を超える。
「家がホッとできる場所になること」「ママ自身が、自分を責めすぎないこと」をテーマに、今日からすぐに取り入れられる実践的なコミュニケーションを発信中。
兵庫県を中心に活動しながら、オンラインでも全国の保護者をサポートし、子どももママも“自分らしく安心して過ごせる関係づくり”を大切にした保護者支援を行っている。


















