長い夏休みも終わろうとしていますが、ママたちの毎日はいつにも増して、慌ただしく過ぎていったのではないでしょうか。
お子さんたちのエネルギーに負けじと一緒に遊んだり、家事をこなしたり、本当にお疲れさまです。
そんな忙しい日々の中で、ママ自身の時間はどれくらい取れていますか?
少しでも心を落ち着け、自分を癒す時間は大切です。
そこで、今回のコラムでは、カラーセラピーを使った「タイプ別幸せ探し診断シート」をご紹介します。色の力で心をリフレッシュし、ママ自身の幸せを見つけてみましょう。
日常に彩りを加えて、ママ自身がハッピーになっていただけたら嬉しいです。
目次
幸せ探し診断シートで得られる効果
①「自分いじめ」がなくなる
自分を否定したり罵倒する言葉を自分自身につい投げかけてしまうのが「自分いじめ」です。
誰よりも近くにいるのに、一番分からない存在。それが『自分』だからなのかもしれません。
でも、何気ない日常で「揺れ動く自分の心」をもっと知ることができたら、悩みを解決できる糸口が見つけられるかもしれません。
②ストレス脱出法がわかる
「今の自分はどんな状態なんだろう…」これが客観的に分かれば、信頼のおけるセラピストに相談するのと同じくらいの満足感が得られます。
慌ただしい日常生活の中で、人と顔を合わせてじっくり話す機会が減り、自分の思いを存分に話す場が少なくなっていませんか?それがストレスとなり、思いもよらないことを口にしてしまったり、行動に出てしまった経験を持つママも多いと思います。
自分の今の状態を知ることで、ストレス脱出法のヒントになります。
③家族に優しくなれる
自分自身を客観的に見ることで自分を知り、相手のことも理解出来るようになります。家族に対しても「その気持ちわかるよ」と寄り添うことができます。
何かしらのストレスを抱えているのは、パートナーやお子さんも同じこと。
この診断シートはママの目線で進めていますが、ご家族にも楽しんでいただけます。お子さんとの関係性にお悩みであれば、お互いを理解するきっかけになり、歩み寄れるチャンスです。
ママタイプ別 幸せ探し診断シート
今回は個性が分かりやすい5つの色タイプに別れています。深く考えず直感で進めてください。
診断結果 5つの色タイプ
【A】オレンジタイプ いきいき家族サポートママ
特長
- 自分の存在をさりげなくアピールしながらコミュニケーションをとるのが上手
- 忙しくても、家族のために家事をしたり、子どもの習い事の送迎などに積極的
- 人にあれやこれやするのは良いことですが、やりすぎてしまう傾向もあります
ストレス脱出法
子どもの役に立ちたいと常に探している状態ではありませんか?
親としてお手伝いすることはあっても、急を要することでもないものにも先回りして世話を焼いてしまうのは、一見親切なようで子どもの成長の芽を摘んでしまうこともあります。
また、せっかくやってあげていてるのに「余計なお世話」だと言われたり、世話を焼くことに気を回すことに自分自身が疲れてしまわないよう、ほどほどにしましょう。
子どもは徐々に1人でできる段階に近づいていることを理解し、見守ってあげましょう!その分の時間や手間を、ご自分の趣味や自分磨きに専念するのも良いでしょう。
このタイプの方はご自分の毎日を輝かせるための情報収集が得意です。
【B】イエロータイプ わくわくアクティブ参加型ママ
特長
- 保育園や学校行事などのお手伝いに参加するのが苦にならない
- 子どもと一緒に自分も思いっきり楽しみたい
- 子ども以上に自分が楽しんでしまう一面も
ストレス脱出法
周りの影響を受けやすく、自分がいない時に仲良しママグループがどんなことを話しているのか気になってしまうこともあるのでは。
他の楽しい話題を持ち込み、知らない話題をそらせたり、グループ内を盛り上げようと無理をすることもあるかと思いますが、そんなに神経質にならなくても大丈夫。
遠慮せずに聞きたいことは聞いたり、他のママたちの話題にも興味をもって聞き役に回ったり、柔軟に自分とも周りとも対応していきましょう。
このタイプの方は切り替えが早いので、悩みを悩みとしない長所もあります。
【C】グリーンタイプ ゆうゆうリラックスママ
特長
- 時間配分が上手で、何でも無駄なく家事も子育てもペースを崩さない
- 周りの変化を敏感に察する
- 人との争いを避けたいので自分の意見をはっきりと言わないこともあります
- 意見を求められることもプレッシャーに感じる
ストレス脱出法
空気が読めるタイプなので、周りからの信頼も厚く頼られることも多いでしょう。
お願いされることも多く、本当は荷が重いのに期待に応えようと断り切れないこともあると思いますが、自己犠牲になると疲弊します。
そんな時は、誰にも邪魔されない1人の時間を作ってゆっくり休み、明日への活力を蓄えて下さいね。
例え断っても、周りからの信頼貯金もあるので安心して大丈夫です。自分のテンポを守りながら、自然体な雰囲気で周りをホッと和ませることができますよ。
【D】ブルータイプ きびきびフルタイムワーキングママ
特長
- 突発的な行動をとるよりは、何時から○○、など毎日が計画通りに進むよう取り組む
- イレギュラーなことで慌てていても、周りには、その動揺は感じさせない
- 隙がなく、自分一人で解決しようとする傾向がある
ストレス脱出法
規律や役割、約束事を抜け目なくこなすことができるタイプですが、そんな自分を重荷に思うこともあります。
自分で自分の首を絞め過ぎる前に、誰かに手伝ってもらう選択や少しくらい手を抜いても良いと思う余白、読書をするなどの1人の時間を意識して作りましょう。
家族団らんの時は、先の予定を横に置いておいて、今の時間やゆとりを楽しむことも悪くありませんよ。
【E】パープルタイプ もくもくワンオペママ
特長
- 周囲のペースに巻き込まれることなく、自分の信念を貫きもくもくと毎日のタスクをこなすことができる
- 好きな物、思想がはっきりしていて揺るがない、ファッションなど独特な感性が強い
- 1つのことを深く掘り下げるあまり、没頭しすぎて表情が乏しくなることがある
ストレス脱出法
1つのことを追求し、こだわるタイプなので、周りのママ達と意見が合わないこともあるでしょう。
逆に人とは違う自分に誇りを持っていますが、ジレンマを感じることも多く、精神的に疲れてしまう時もあるかもしれません。
お気に入りのアロマを焚きながら、日記で自分自身の気持ちを言葉にしたり、質の良い睡眠がとれるようにパジャマの色を淡色系にするなど工夫してみてください。
あれこれ考えず1人の時間を楽しめるお散歩もオススメです。
診断シートを応用して、幸せ探しを循環させよう
このシートは何度でも診断OKですし、ママだけでなく、家族の幸せ探しにも使っていただけます。
また、この診断はあなたは○○タイプと決めつけるものではありませんし、今日と明日の診断結果が違うこともあります。
それは人の心は、色んな面(顔)を持っていて、環境や人とのコミュニケーションで変わるからです。
例えば、ご主人に見せる顔と、お姑さんに見せる顔や行動は異なりませんか?
結果が違うからと動揺せずに、自分にはこんな面(顔)があるのだと気づき、その個性をどう活かすのかを考えるだけでも幸せ連鎖が広がります。
診断の主人公はママ、シーンは家庭に設定していますが、これをご家族に置き換えても楽しめます。
【A】の家族サポートママをサポートパパに置き換えて、あれこれと家族の話に混ざりたがるパパにしたり、【B】のアクティブ参加型ママをお子さんに置き換えて、家族の楽しみは自分の楽しみと遊び上手なお子さんにしたり、応用は無限大です。
あなたの想像力をフル稼働して、幸せに繋がるコミュニケーションにお役立てくださいね。
次回は、2024年9月25日公開予定です!お楽しみに!
とみたえみ/Emi Tomita
カラー通訳専門家・ゆるりすとライフコーチ
沖縄移住21年。
身内がいない子育てと、3.11で家族が被災し心が不安になり、色彩心理、アドラー心理学を学ぶ。
娘が5歳の時、吃音を発症するが、色を手がかりにして言葉にならない心の声を聴いていくと、症状が緩和する。
47歳で色彩心理カウンセラーになり、5年間で1,300組以上の母子カウンセリング、29名のカラーセラピストを育成。
沖縄の風に身を任せ、自由な心を育みながら、わかちあいとフラットな世界を実現する、ゆるりすとライフを提唱。
2024年6月12日開催 「不登校からはじまる、いきかた選択肢」主催