笑顔溢れる家庭をつくるコミュニケーションの3つの極意 / 生活をより豊かにするコミュニケーション術Vol.2

家族円満イメージ写真 お役立ちコラム

あなたは「もう少し上手にコミュニケーション出来たら…」と思ったことはありませんか?

人は起きている間の80%をコミュニケーションに費やしていると言われています。その⼿段は大きく4つに分かれ、⼀般的なウェイトは、聴く(45%)・話す(30%)・読む(17%)・書く(8%)と言われています。
そう、私達は⽇常生活の大部分を話したり聴いたりして過ごしているのです。

人間関係を築く上で大切なコミュニケーション。
コミュニケーション上⼿になり皆さんの生活がより豊かになるよう、3回に渡り親子のコミュニケーション、家族のコミュニケーション、仕事場でのコミュニケーションをテーマに、お届けいたします。

第2回目は『家族のコミュニケーション』についてです。

親子コミュニケーションイメージ

親子の心をぐんと近づけるコミュニケーションの極意 / 生活をより豊かにするコミュニケーション術Vol.1

 

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家族のコミュニケーションで笑顔溢れる家庭を

夫婦共働きの家庭が多い現代。家族のそれぞれが⼀⽇のうちのほとんどを違う場所で過ごし様々な経験をしています。
だからこそ家庭は家族にとって『癒しの場』で、『⼀番ホッとする場所』でありたいですよね。家庭は家族のコミュニケーションの場です。コミュニケーションを上⼿に取ることで、家族間の意思が疎通し、円満で笑顔のたえない家庭を築くことができるのです。

コミュニケーションの中でも特に『会話』はとても⼤切です。このコラムを担当させていただく私、河田京子は、アナウンサーという仕事柄、⼈⼀倍会話の質を意識しています。その経験からポイントをお伝えします。

 

家族のコミュニケーションの極意1 挨拶をする

挨拶はコミュニケーションの第⼀歩です。
⽇頃からご家庭でしている「おはよう」「いただきます」「⾏ってきます」など、何気ない挨拶は、コミュニケーションの基本です。これを⾃分から発信していくことが⼤事です。

そして挨拶⾔葉に⼀⾔添えると会話のキャッチボールができます。「おはよう。今⽇は良いお天気ね」「朝ごはん、美味しい?」「今⽇も笑顔が素敵ね。いってらっしゃい!」など、ポジティブな⾔葉をかけていくことも⼤事です。

また「お帰りなさい」のあとに「暑い中疲れたでしょう?今⽇はどうだった?」と、⾃分が⾔われたら嬉しい⾔葉を先にかけていくと、相⼿は⼼がほっこり癒されて「君もお疲れ様。疲れたでしょう」と温かい⾔葉が帰ってきます。⾃分も⾔われたら嬉しい⾔葉を先にかけていく。そこから「今⽇はこんな⼀⽇だった」と会話も始まり、お互いの状況も理解し合える家族へと成⻑できます。

さらに、どんな事にでも「ありがとう」と感謝を伝えていくこと。そうすると、相⼿からも「ありがとう」の⾔葉が増えます。子どもがいる家庭では⾃然に「ありがとう」が⾔える⼦に育ちます。感謝の連鎖が家庭の中で起きるのですね。ありがとうイメージ写真
「挨拶」と「感謝」の⾔葉を⼤切にしていくと家庭の中が温かい空気で満たされていきます。

 

家族のコミュニケーションの極意2 みんなで食卓を囲む

あなたは、忙しいばかりに夫婦の会話が少なくなっていたり、仕事⼀辺倒で⼦どものことは⼆の次になっていたりしていませんか?家族全員で⾷卓を囲む時間がおろそかになっていると、本来家族が⼀番安⼼する家庭の温かさや、⼼地よい居場所からもかけ離れてしまいます。

美味しく食事をしながら夫婦の会話を多くして、その姿を⾒た⼦どもから「うちの親は仲良いな」と思われるように⼤⼈も努⼒をしましょう
⼈の噂話や陰⼝を⾔わないことも⼤事です。家族との会話のキャッチボールを通し、⼈と交流する楽しさを学び、学校、地域、社会へと拡がり発展していきます。

食事イメージ写真
子どもにとって一番⾝近な社会である⾜許の家庭で家族団らんの時間を⼤切にしていくことで、社会でのコミュニケーションが上手く出来るようになっていきます

 

家族のコミュニケーションの極意3 空間コミュニケーション

近年『リビング学習』が注⽬されていますが、⼦どもは家族と同じ空間にいることでの安⼼感から勉強に集中できると言われています。我が家でもリビング学習を実践しています。

リビングは家族が集まる場所です。家族が同じ空間にいることで⼀体感と安⼼感が⽣まれ、コミュニケーションもとりやすくなります。

家族間でも役⽴つ『⾓度によるコミュニケーション』についてもお伝えします。

正⾯を向き合う⾓度は『理性の空間』と⾔います。真正⾯は契約や指⽰、謝罪、約束事などきちんとした場⾯に適し、緊張や圧迫感を感じやすい空間です。そのため『対⽴の空間』とも⾔われ、時間の経過と共に反対意⾒を出しやすく、⼼理的に対⽴しやすいとも⾔われます。

対して90度の⾓度は『情の空間』と⾔われ、直線的に⽬線が合うことが少なく、うちとけやすい空間です。

家庭でのダイニングテーブルなど夫婦間での座る位置は正⾯ではない⽅がおすすめです。いつしか討論になっていたという事例もありますので…。

まずは自分から、家庭での在り方を変えてみよう!

私はアナウンサーという仕事柄、これまで⽼若男女問わず様々な⽅と接してきました。その経験が何か少しでも皆さんのヒントになれば嬉しいです。
ぜひ今⽇から毎⽇のコミュニケーションを楽しんで、明るく温かい家族の絆を深めていってくださいね。

 

河田京子さん

河⽥ 京⼦/Kyoko Kawada
フリーアナウンサー/話し⽅・コミュニケーション術講師/アナウンスコンシェルジュ®

K・アナウンススペース合同会社代表、神奈川大学工学研究所特別研究員、韓国⼤大邱観光名誉広報委員NHKはじめ⺠放各局でMC やリポーターなど現役アナウンサー歴25年以上。みのもんた氏と長期に渡りラジオ番組共演、テレビ朝⽇生CM など出演多数。またフリートークを得意とし、著名⼈人とのトークショーも多数。イチロー選⼿、⾼橋尚子、尾木ママ、柴崎コウなどと共演。
長年の経験とスキルを活かし、アナウンス、話し⽅方、コミュニケーション術、ミスインターナショナルスピーチトレーナー、ビジネスマナー講師としても多岐にわたり活動。大学、企業向けセミナー、個⼈人向けレッスンなど受講者からも好評を得ている。
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