原口 翠(はらぐち みどり)さん
福岡県在住。夫、長男(5歳)、長女(0歳)の4人家族。
『ママの笑顔を守りたい』をテーマに福岡市内を中心に活動中。ママが『頼れる、楽になる』コミュニティ運営を心掛ける。
本業は生命保険の営業。その傍ら、ファイナンシャルプランナーとしてマネーセミナーの開催や個別相談、保険の考え方や節税法などの提案している。
自身の育児経験より家庭教育の必要性に気付き、自分の子どもに性教育や金銭教育ができるよう、ママ向け講座を開催。親子で学べる場として、自宅を開放し講師を呼んでいる。
その他『無農薬野菜のじぃじ農園』の企画、運営。収穫祭や無農薬野菜の販売を行う。
目次
ママの笑顔を大切に! いつもプラスの面に着目しよう
何事にもプラスの面がある!
私は一人目の育休から職場復帰したのですが、子育てしながらの働くことに、初めての経験だからこそ少し不安を感じていました。しかし、仕事が始まると自分一人の時間が取れる喜びもあり、ポジティブに仕事を再開できました。
私は人生において、何事にでもプラスの面とマイナスの面があると考えています。ですので、いつもプラス面はなにかを考えるようにしていきました。
大変な時は「手抜き」と「ご褒美」で心のバランスを
実は復帰して2か月後に引っ越しをしたのですが、その2か月間だけ遠方の自宅から保育園に通っていた時期がありました。その保育園に通うのに、通勤ラッシュで満員のバスの中、抱っこ紐とたくさんの荷物での移動が苦でしたが、少しの辛抱だったので何とか乗り切りました。
その間は疲れた分、ご飯を手抜きしたり自分へのご褒美を増やしたりして、調整していました。
スケジュール管理にアプリを活用
私の場合は、土日祝は基本的に休みなので、その時に集中して子どもとの時間をしっかり取っています。たまに出勤しなければならないこともありますが、主人や義父母がとても協力的で助かっています。
また、アプリを使って家族でお互いのスケジュールを共有しています。週末が仕事になる時は早めに予定を入力して、子どもの世話をお願いしています。
以前、主人が出張で1ヶ月ほどいないこともあったので、ワンオペでこなすのは大変でした。その際も義父母がいろいろと手伝ってくれたので、本当に助かりました。
円滑なコミュニケーションを大切に
我が家では病気の時にも、病児保育などは利用せずに、できるだけ家でゆっくりと過ごせるように仕事を調整したり、義父母にお願いしたりしています。
仕事も大切ですが、優先順位を考えるとやはり子どもが一番。家でゆっくり過ごして早く病気を治してもらった方が、私も仕事に集中できます。
営業職ということもあり、仕事の調整は自分でできますし、子育て世代の同僚が多いので、急に熱が出て保育園へお迎えに行かなくてはいけない時も理解してもらえます。
私が対応できない場合は、上司が対応してくれることも。
ですので日頃から、丁寧なコミュニケーションや円滑な人間関係の構築をする必要性を感じています。
そして、自分だけでは対応が難しい場合に素直に助けを求めることも大切だと感じます。
楽しく働いて、周りから感謝してもらえることがやりがい
生命保険の仕事でお金の勉強をたくさんしていますが、私自身の実生活でも役に立っています。お金のことは学校では教えてくれないので、知らないと損をしてしまうこともたくさんあります。
何でもそうですが、知っていれば選択できますが、知らなければ選択肢もない。だから学んだ知識を多くの方に知ってほしくてマネーセミナーを開催しています。たくさんの感謝の声をいただけるのは最高のやりがいです。
お金に対するイメージは6歳までの環境で作られるとも言われています。なので、お母さんが子どもにお金の教育ができるようにしていきたいです。
働くことは一般的に大変なイメージを持たれますが、自分の得意なことを活かし、楽しく働くことで周りの方にも感謝してもらえるのは理想の仕事の形です。
今後は仕事する時間を自分で決めて、自分だけで頑張らなくてもよい働き方の仕組みを作れたら、と思っています。
子どもに人生を楽しんでもらうために!
何より子ども2人が、私たちのところに来てくれたことは本当に幸せに感じています!
たまにイライラしてしまうこともあるのですが、私たちを選んでくれた子ども達に感謝しかありません。
子どもたちが人生を楽しく生きていけるように、私自身がその背中を見せていきたいと思います。
全て一人でやらなくても大丈夫
働き始めると、少なからず時間の制約ができてしまいます。「今までやってきたこと+仕事」と考えると、どうしてもできないことも出てきてしまうかもしれません。
そんな時は「やらなくても良いことはないかな?」、「夫や周囲に頼むことはできないかな?」と考えてみてください。意外とたくさんあるはずです。
上手に周りに頼っていけば、自分自身も楽になるし、ご主人もお子さんも自立していくのでおすすめです!
お母さんが楽しんで働く姿を、きっとお子さんも応援してくれますよ。
一日のスケジュール(育休中)
5:00 | 起床、授乳 |
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5:30 | 身体のほぐしとストレッチ |
6:30 | 朝食準備 |
7:00 | 朝食 |
7:30 | 洗濯、化粧など |
8:30 | 保育園見送り |
9:00 | 授乳 |
10:00 | マネーセミナー開催 or 勉強会参加 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 買い物など |
16:30 | 保育園お迎え、子どもと遊ぶ |
18:30 | 夕食、入浴 |
20:00 | 子どもと一緒に就寝 |