ハンガー収納で衣類を傷めない!セーターやパーカーなどお気に入りの洋服が長持ちする方法/ハッピーに暮らすための整理と収納 Vol.7

暮らし

毎日、何かと大変な洗濯物を『たたむ』動作。
少しでもラクをするために、ハンガーに『かける』収納で整理しているママも多いのではないでしょうか。あなたはいかがですか?

『かける収納』は時短になって便利ですが、セーターやパーカー、トレーナーなどは吊るし方を間違えると型崩れしやすいアイテムです。
だからこそ、『かける』と『たたむ』を上手に使い分けることが、衣類を長持ちさせ、毎日の家事負担を減らす大切なポイントになります。

 

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セーターやパーカーを長持ちさせるハンガー収納の工夫!

クローゼットを開けたとき、すっきり並んだ洋服が目に入ると気持ちが明るくなりますよね。
ただし、セーターやパーカーはハンガーにそのまま掛けると、肩の部分が伸びてしまったり、首まわりが広がったりしやすいのが悩みどころ。

特に子育て中は「サッとかけて終わり!」になりがちですが、その積み重ねが大切な衣類を傷める原因になります。

ここからは、型崩れを防ぎながらハンガーにかける収納をするための方法を紹介します。

 

①セーターを型崩れせずハンガーにかける方法

セーターはやわらかい編み地のため、普通に吊るすと重みで肩の部分がポコッと飛び出してしまいます。
そんな型崩れしやすいセーターですが、実は工夫次第でハンガー収納もOKです!

ハンガーへのかけ方がポイント。とっても簡単なのでぜひやってみてくださいね。

  1.  半分にたたんだセーターの上に、脇の部分にフックが来るようハンガーを置く。
    セーター ハンガー
  2.  袖の部分をハンガーに入れ込む。
    セーター ハンガー
  3.  残った胴体部分もハンガーに入れ込む。
    セーター ハンガー

たったこれだけ。この方法なら、肩への負担がなく、型崩れ&ハンガーからずり落ちるのを防ぎます。

畳むよりも見やすく、取り出すときも片手でスムーズ。
小さな子を抱っこしながらでもサッと取り出せるのがうれしいポイントです。

 

②かさばるパーカー・トレーナーの収納方法 2つ

パーカー 収納 衣類 洋服

パーカーはフードの、トレーナーもその生地自体の重みで首まわりが伸びやすく、ハンガーにかけると型崩れしやすいアイテム。
でも、ちょっとした工夫で形を保ったまま収納できます。

【収納法 その1】たたんで収納

重さのあるパーカーや生地が伸びやすいトレーナーは、ハンガーにかけると型くずれしやすいです。

基本的には畳んで収納するのが、きれいに保つためにおすすめです。

 

【収納法 その2】ハンガーにかけて収納

どうしても、ハンガーで収納したい場合は、細いハンガーではなく肩幅広めのハンガーにかけると肩の部分に跡が付きにくくなりますよ。
子ども用の小さなパーカーでも応用できるので、「洗ったらそのまま吊るす」習慣にすると家事の時短にもつながります。

また、『パーカー専用ハンガー』といったフード部分がはさめるクリップがついたハンガーもあるので、チェックしてみてくださいね!

パーカーをハンガーにかけて収納すると簡単でスペースを取りません。

収納場所やメリット・デメリットを見比べてライフスタイルに合った収納方法を見つけてくださいね!

 

 

衣類の収納方法の見分け方

「これは吊るす? それとも畳む?」と迷うときの判断基準は、とてもシンプル。

見分ける方法はとっても簡単です!

 

ポイントは2つ「織物か、編み物か」で見分ける!

収納スペースから『かける』と『たたむ』どちらにするか決める場合もありますが、実は他に大切なポイントがあります。それは「織物か、編み物か」ということです。

織物か編み物かによって、ハンガーにかけた時に型崩れするかどうかが違ってきます。

①織物

ハンガー 収納

織物とは、糸を縦横に組み合わせて作った布地です。
形が保ちやすく型崩れしにくいのでハンガーにかけて収納できます。

Yシャツやブラウス、ジーンズ、スラックス、スーツなどが織物です。

 

②編み物

引き出し 衣類

編み物とは、ループ状にした糸(編み目)にさらに糸を引っ掛けて編み上げて作っています。
そのため、編み物は伸縮性があり、ハンガーにかけると型崩れしやすいのが特徴です。

セーターやTシャツ、トレーナー、パーカー、スウェットなどが編み物です。
基本的には、これらはハンガー収納に向いておらず、たたむ収納がおすすめです。

 

まとめ:ハンガー収納方法

いかがでしたか?

ここまでご紹介したポイントを振り返ってみましょう。
セーター・パーカー・トレーナーは、吊るす収納の方法を間違えると型崩れの原因になります。
でもちょっとした工夫で、お気に入りを長くきれいに着続けられるようになります。

衣類の特徴をつかみ『かける』と『たたむ』を上手く使い分ければ、時短と大切な衣類を気持ち良い状態で保管することが、両立可能となります。

子育てで忙しいママにとって収納は、家事をラクにする工夫のひとつ。
見やすく整ったクローゼットは、朝の身支度をスムーズにしてくれますし、お気に入りを大切にできると、ママ自身の気持ちも軽くなりますよね。

今日からできるハンガー収納の工夫で、衣類も暮らしもハッピーに整えていきましょう♪

⁡『織物と編み物』の収納のコツをぜひ覚えて毎日の暮らしに取り入れてみてくださいね!

 

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(文)
清水 幸子/Sachiko Shimizu

整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。最年少整理収納アドバイザーである清水麻帆の母。元銀行員の経験を活かした住まいとオフィスの整理収納を提案。instagramやメディアでは日頃の生活で役立つ整理収納のコツを紹介している。著書『片づけを楽しむ、好きになる。』

・清水幸子Website
・清水幸子Instagram

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