乳幼児がいると、天候によっては一日中お家の中というお母様も多いのではないでしょうか?
そんな中、ストレスなく穏やかな気持ち過ごすためには、部屋の在り方が重要になってきます。自分にとって居心地よい空間で過ごすことも育児を楽しむということの1つとなります。
今回は、乳幼児がいても美しく見える収納&インテリアにポイントを置き、ワーママでも作れる居心地よい空間作りのコツを、3回に渡りご紹介いたします。
第1回目となる今回は、私が実際に購入したもの・その際の選定ポイントを中心に『ママがハッピー&時短になるおすすめインテリアアイテム』をご紹介致します。
第2回目
ママがハッピー&時短になるおすすめインテリアアイテム
今年40歳になった私ですが、この節目に高齢出産という大きなイベントを迎えました。
現在6カ月の息子がおり、ワーママとして家事育児の両立を試みている最中です。
妊娠中から思うように行動できなかったのが、出産後は更に行動が制限され心と体のバランスも崩れ、思い通りにいかなく子育てだけで精いっぱいの日々でした。
悩んでいた時に相談した相手から、「もっと自分が楽をしてもいいよ、育児は楽しいものだよ!」とアドバイスをもらったら、自分の中のキリキリとした尖った部分が段々と丸くなっていくのが感じられました。
そこから「自分も心地の良い部屋作り」が私の育児を楽しむ大きなポイントとなっています。
育児が楽しくなるリビングに
私と息子は、1日の大半をリビングで過ごしています。
その為、リビングが過ごしやすい空間であることがストレスフリーになり、育児を楽しむことにつながる大きな要素であると考えています。
子どもが小さいから自分の欲しい家具は後回しにする、ではなく、用途や頻度の他、子どもの月齢を考慮して家具の価格を見極め、その中で自分好みの物を選定すること。
そうすることで、自分の好きなものに囲まれた居心地よい空間が作られることになります。
実際に我が家のリビングは下記の画像のような感じで、キッズスペースらしき場所はありますが、子どもらしさは感じられにくく、スッキリ感のある部屋だと感じています。
リビング作りのポイント
私には現在6ヶ月の息子がいます。
その上で、リビング作りで大切にした点は、
- 無駄な家具は置かない。
- ソファ前にスペースを作る。
- ラグは毛足の短い物、汚れが分かりやすい物。
- 子どもの物の場所を決める。
- 直置きの物を少なくする。
の5点です。
無駄な家具をなくして多くの利益を得る
息子がこれから歩き回ることを考慮すると、無駄な家具を置かないことで、物にぶつかるというケガの予防や、掃除がしやすくなる、室内はスッキリする等に加え、広々と使用できます。
そしてソファ前にスペースを作ることで、そのスペースをキッズスペースとして使用できます。
但し、掃除のしやすさから、折り畳み式のタイプを活用することにより、キッズ用のマットを常時敷きっぱなしという事は避けています。
必要な時に出すことによって、普段はスッキリとした心地よい空間を維持できます。
掃除のしやすいラグ選び
また、ラグを敷く場合は、掃除がしやすいように毛足が短い物がおすすめです。
誤飲を防ぐために色が薄い物が良いでしょう。
真っ白だと汚れも気になるかと思いますので、白地の柄入りやライトグレーなどがおすすめです。
部屋の雰囲気に合わせたキッズスペース
部屋が広い方は、部屋のコーナーを利用してキッズスペースを作ることもおすすめです。
子どものおもちゃやケア用品などはキャラクターものではなく、部屋に合う色彩の物で、子ども用としても使用できる可愛いタイプの物を選定すると、浮くことなく部屋のインテリアの一部として使用することが出来ます。
我が家は下記のようなタイプを使用しています。
このようなバケツタイプの物は横着な私には楽ちんな、オススメ収納グッズです。
それを直置きは避け、収納グッズの置く場所をきちんと決めておくことで、スッキリとした空間を保つことが出来ます。
当初は、使うところに置いておくというスタイルで、子どもグッズは出しっぱなし・直置きしていたのですが、そうすると掃除がしにくく、そこでまたストレスが生まれていました。
「戻す」という行為が面倒だと思っていましたが、これも戻す場所までの動線が短ければ習慣にしやすくなります。
上記の5点を意識するだけで、子どもがいてもスッキリとしたお部屋を維持することが出来ます。是非、インテリアも育児も楽しむお部屋づくりを試してみて下さいね。
小島真子/Mako Kojima
インテリアコーディネート事務所 株式会社Laughstyle 代表
法人ではサロン・オフィス・社員寮・ホテル等のコーディネートを中心にコーディネート及びイベント用スタイリング設営、個人では、引越し時のレイアウト相談、新築・リフォーム時のインテリアコーディネート業をはじめ、他、セミナー講師、執筆活動、コンサルティング、企画やメディア協力等でも幅広く活動中。
株式会社Laughstyle https://www.laugh-style.jp/