鶴山 りか(つるやま りか)さん
大阪府大阪市在住。夫、長男12歳、次男10歳、長女9歳、次女8歳、三女6歳、四女5歳、五女4歳、六女2歳の8人きょうだい10人の大家族。
ネイリスト、マタニティセラピストとして活躍して7年目。
目次
自宅サロンを開業! 無理なく仕事と育児を両立させるために
私は子どもと過ごす生活をとても楽しく感じていました。しかし、仲の良かったママ友がどんどん仕事をし始めて焦る気持ちが生まれました。
育児ばかりしていると社会と繋がっていないような気がして、だんだん寂しさが募り「働きたい!」と思うようになり、働くことを考え始めました。
そして自分で起業し、自宅サロンを開業することを決意したのです。子育てや仕事のバランスを自分で調整でしたいと考えたからです。
両立しやすいと考え始めた自宅サロンでしたが、自宅にお客様が来てくださり仕事をする環境は、オンオフの切り替え方や、子どもたちの世話をする時間の確保など、ペースを掴むまでは大変でした。
そこで、子どもたちに何度も仕事の話をし、少しずつ理解してもらうように努力しました。
私の仕事中は、兄弟姉妹で助け合い、できるだけ自分たちで解決してもらうこと。上の子に下の子のお世話を手伝ってもらうこと。毎日のように話して、お願いしました。
お客様は事前にこちらの状況を了承の上で来てくださっていたので、赤ちゃんが泣くと「泣いてるから行ってあげて」とお心遣いいただくこともよくあり、本当に助かりました。
『一人で』『完璧に』をやめ『頼る・任せる』に!
働き始める前は、「小さい子どもたちに寂しい思いをさせてしまうんじゃないか」、「体調を崩したらどうしよう」と様々なことにおいて不安でした。
しかし、子育てと仕事を両立する中で、すべてを一人で完璧にこなそうと思わないことが解決に繋がりました。主人にも、子どもたちにも「頼る・任せてみる」ことで気持ちが軽くなりました。主人や子どもたちの協力、理解があるからこそ、今の私があります。仕事をしたいと思った時から今でも、主人とはたくさん話をします。仕事のこと、叶えたいこと、協力してほしいこと…。初めは理解してもらえなくても、めげずにコミュニケーションを続けてきました。
もともとは何一つ家事ができなかった主人ですが、今では本当によく助けてくれています。
いちばんは子どもたちのこと
私の中では子どもの行事は最優先事項と決めています。学校や幼稚園から年間行事表をもらったら、手帳にすぐ予定を書き込み、仕事の予定を入れないように調整をしています。
どうしても外せない仕事の場合は少しでも顔を出すか、主人に協力をお願いしています。
病気の時も、できるだけそばにいるようにしています。
『初めて』で感じる子どもの成長
そんな中、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言により、子どもの休校と私の仕事の休業が重なり、突然子どもと過ごす時間が増えました。
毎日「今日は何をしよう?」「どんなことしたら喜んでくれるかな?」と、今までできなかったことをして過ごしています。一緒にパンやお菓子づくりなどの、お料理を楽しむ時間もできました。
最近は母の日に初めてごはんを作ってくれたこと、初めて1人ずつからお花をもらったことが一番嬉しかったです!
初めてがいっぱいの日々は子どもの成長を感じます。
『ママだから』で、何かをあきらめないで!
そうして私は今日まで仕事をしてきて、まだまだ他にも叶えたい夢ができました。
子どもとの時間、主人との時間を大切にしつつ、ママが自分を楽しみながら仕事をしている姿を子どもたちに見せていきたいです。
ママではない時間を過ごせること、誰かの役に立てること。
それが、今の仕事のやりがいであり、子育てと仕事をうまく両立する上で大切だと感じています。
何かを始めるときは、誰しもが不安ばかりだと思います。できない理由より、できる方法を探してみてください!
何よりあなた自身が楽しい、ワクワクする気持ちを大切に…。「ママだから」を理由に何かをあきらめないでくださいね。
一日のスケジュール
6:00 | 起床、朝食の準備 |
---|---|
6:45 | 幼稚園へ行く子どもを起こし支度する |
7:30 | 幼稚園バス見送り、小学校へ行く子どもを起こす |
8:10 | 小学生見送り |
8:15 | 休憩、家事 |
9:00 | 身支度しながら、六女の朝食 |
9:30 | サロンへ出勤、掃除 |
10:00 | 仕事開始 |
16:30 | 帰宅 |
17:00 | 夕食の準備、掃除 |
18:30 | お風呂 |
19:30 | 夕食、片付け |
21:00 | 一緒に遊びながら、寝かしつけ |
22:00 | 洗濯、明日の準備 |
23:30 | リラックスタイム |
25:00 | 就寝 |