あなたの毎日のお料理を、もっと美味しくあっという間に済ませる時短レシピのシリーズ!
今回は時短になるだけじゃない!お財布にも優しい『パッタン!ミルフィーユカツ』のレシピです。
薄切りのお肉を使うことで、火の通りは早いのに食べ応えをしっかり感じられるメニューです。
衣に卵を使わないことで、ザクザクとした食感を長く楽しめますよ!
『豚肉』の部位別おすすめ料理
最初に豚肉の部位によるお肉の特徴をお伝えします。
お料理に合わせて使うお肉の部位を変えると、それだけでお料理の仕上がりがグッと変わってきます。
ロース
豚の背中側にある部位が『ロース』と呼ばれています。
ロースにピッタリなのは、とんかつやポークソテー、しゃぶしゃぶといったお料理です。
柔らかい食感で赤みと脂身のバランスが良く、豚肉そのものの味わいを楽しめるメニューが合います。
バラ
バラは、脂身と赤みが層になり『三枚肉』とも呼ばれる部分です。この部位に骨が付いているものが『スペアリブ』です。
どちらも肉質が柔らかく、お子さんにも人気の部位です。
バラの薄切り肉は、しゃぶしゃぶ・炒め物・カレーなど幅広いお料理に適しています。また、スペアリブは、骨からもうま味が出るのでグリルやスープで丸ごと楽しめます。
モモ
モモは、豚のお尻に近い部位です。
低脂肪で高タンパク。
塊ではローストポークやチャーシューにすると美味しく味わえます。薄切り肉は、炒め物や汁物・お鍋など幅広く使える部分です。
ヒレ
ヒレは、バラの上にあり、豚肉の中も最も柔らかい部位です。豚1頭から1kg程しか取れないため高価な部位です。
脂肪が少なくサッパリした味わいなので、とんかつやステーキといったパンチのあるお料理をヘルシーに楽しむことができます。
肩ロース
肩ロースは、幅広いお料理に活躍する部位です。
赤身の中にも細かく脂肪が入っているので、コクもしっかり味わえます。
肩ロースの塊肉はシチューなどの煮込み料理に、薄切り肉は酢豚、しょうが焼きなどにピッタリです!
『パッタン!ミルフィーユカツ』 レシピ
その中でも今回は、安価で手に入りやすい『薄切りロース』を使ったレシピをご紹介します!
材料 (2人分目安)
- 豚ロース薄切り 350g
- 塩・コショウ 少々
- 小麦粉 大さじ6
- 水 大さじ4
- パン粉 70g
- サラダ油 大さじ3
作り方
- お肉に塩コショウを振り、三つ折りにするようにパッタンとたたむ。
- 小麦粉・水を混ぜ、①のお肉をくぐらせパン粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を敷き、中火で揚げ焼きにする。
中までしっかり火が通れば、できあがり!
よりおいしくなる調理POINT!
- お肉は、豚バラスライス・豚こまでもOK。家族みんなのお好みを見つけてみてください!
- 小麦粉の衣は、ヨーグルトくらいのもったりした仕上がりがGoodです。
- 調理中のやけどには、注意してください。
仕事・家事・育児と、慌ただしく過ぎる日々。
これならすぐにつくれる!という時短・簡単レシピを知っているだけで気持ちが軽くなります。
レシピを活用しながら、ぜひあなた自身も大切にする時間ももっていただけると嬉しいです!
こじゆか/KojiYuka
現役・家事代行ママ/保育士
自身も9歳・5歳の子どもを育てている。
保育士時代に保護者との関わりの中で、母親への支援が大切だと実感。
出産・育児を経験し、ママたちの近くでサポートができる産前産後・家事代行の仕事に就く。
「母になっても、やりたいことを諦めない!」をモットーに、家事代行ノウハウや簡単レシピを通して頑張るママにエールを送る。