1歳からできる! 子どもと楽しむご飯作り/嫌いな食べ物を「食べられる!」に変える『食育』vol.3

ご飯をよそう練習をする母子 ママに役立つコラム

私たちの健康を支える食事。育児中の方は子どもが元気に成長するよう食事の栄養バランスには特に気を遣いますよね。

毎日、献立を考え、買い物へ行き、料理をする。でも、忙しい仕事や家事の合間をぬってせっかく作った料理を子どもが食べてくれない・・・なんてこともしばしば。
いらいらしたり、落ち込んだり、子どもの健康を考えると不安になったり。誰にでもそんな経験があるはずです。

このコラムでは3回に分けて子どもの食についてのお悩みを解決できるコラムをお届けしています。第一回目は『なぜ子どもには嫌いな食べ物があるのか?』第二回目は『苦手・嫌いな食材を少なくするためにはどうしたらよいのか?』についてお伝えしました。

第三回目となる最終回は『1歳からできる!子どもと楽しむご飯作り』についてです。

 

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子育てママでも仕事ができる

1歳からできる! 子どもと楽しむご飯作り

前回のコラムの最後でも少しお伝えしましたが、食べることに興味がない、嫌いなものが多すぎるというお子さんには、一緒に料理をして食に慣れ親しむ体験がおすすめです。
自分が食べられない食材でも『見て、触れて、調理する』という体験を通じて親近感が生まれます。口に入れるハードルが下がるお子さんも多いことでしょう。

また、家族のご飯を作るという体験は「自分はできる」という自己肯定感を育むだけでなく「自分は家族の役に立っている」という自己有用感も育むことができます。自分が作ったご飯を誰かに「美味しい!作ってくれてありがとう!」と、喜ばれ、感謝される体験は何物にも代え難い体験ではないでしょうか。
ぜひ幼少期のうちに何度も経験し、自分に自信をもつと同時に、感謝される・感謝する大切さを感じ、成長していって欲しいものですね。調理する子ども

とはいえ、子どもをキッチンに入れるのが不安!汚されて片付けが大変だった!というママパパもいらっしゃることでしょう。
今回はできるだけママパパの負担を少なくし、子どもが楽しく無理なくご飯作りに参加できる方法をご紹介します。

 

子どもにとって居心地のいいキッチン作り

まずはお子さんと料理をする際、安全な場所かどうか、清潔かどうかを確認していただくようお願いします。

  • お子さんの手の届く範囲に危険なものがないか
  • 踏み台は安定しているか
  • 十分な作業スペースはあるか
  • しっかりと手洗いできる準備はしてあるか
  • 子ども用のエプロン、調理器具、台拭きなどは準備してあるか

 

加えて、幼いお子さんの場合は、下記のような配慮も忘れずにお願いいたします。

  • 包丁の入っている引き出しにロックがしてあるか
    (お子さんが一人で取り出せないようにしてあるかどうか)
  • ガスコンロやオーブンに触る危険がないかどうか

 

また、事前にお子さんとルールを決め、キッチンに入ったら必ず確認するようにすると安心ですね。

キッチンに十分な作業スペースの確保が難しかったり、お子さんの手の届く範囲にガスコンロや包丁があったりする場合には、ダイニングテーブルなどで一緒に作業するのも良いでしょう。

 

初めてのお手伝い もっと気楽に簡単に!

「子どもと一緒にご飯を作る」といっても「一緒にレシピをみて調理して、一品完成させる」必要はありません。
お子さんの苦手・嫌いな食材を減らすために食に興味を持つことをゴールとして、できるだけ簡単な方法を紹介します。食事を目の前にした子ども

簡単な順に、お子さんと楽しく食事作りできる方法を紹介しますので、少しずつレベルアップしながら楽しんでみてください。

【1】食事の準備、片付け、食器洗い

1歳前後で歩行が安定してきた子どもは「物を持って歩きたい」という、とても強い意欲があります。「まだよちよち歩きで、心配…」そんな時期にこそおすすめです。
逆に、歩行が安定し、自由に歩いたり走ったりできるようになったお子さんは嫌がることが多いので、無理にさせることはせず、興味があれば一緒にやってみましょう。

 

【2】混ぜる、つぶす

一緒に調理をする場合「混ぜる」「つぶす」が一番最初にチャレンジしやすいです。特に「つぶす」は、作業スペースもさほど汚れないので、ママパパの負担も少なく行えます。
100円ショップなどの安価なもので構いませんので、お子さんにあうサイズ、重さのマッシャーやスプーンなどを用意し、一緒に芋類やかぼちゃをつぶしてみてくださいね。

 

【3】野菜を洗う、お米を研ぐ

流しが深く手が届かない場合は、流しの中に台を置きその上にボウルなどを置いて、その中で野菜を洗ってもいいですね。お米を研ぐ際も作業スペースが子どもに合う高さかどうかをきちんと確認してあげましょう

 

【4】型を抜く

事前に柔らかく調理した野菜やクッキーの型抜きは、キッチンがほとんど汚れず、親子一緒に楽しく行えます!

 

【5】こねる

手を清潔に洗うことができるようになったら、こねる体験もおすすめです。

 

【6】計量する・よそう

スプーンが上手に使えるようになってきたら、調味料の計量をしたり、家族の分を取り分ける経験も楽しいことでしょう。手先の器用さを育むだけでなく、個数を数えたりすることで数学的センスも自然と育むことができますご飯をよそう練習をする母子

 

以上、簡単ではありますが、ママパパの負担が増えてしまっては元も子もないので、無理矢理誘わず、お子さんが興味を持ったときにできる範囲でチャレンジしてみてくださいね。

 

まとめ

各方面から3回にわたり、お伝えをさせていただきました。お子さんの食に対する悩みは尽きることがないかと思いますが、どうか暗い気持ちにならずお子さんの成長の過程だと捉えてみてくださいね。

皆さんがお子さんと楽しい食事時間を過ごせるよう、心より応援しております!

 

木村 有花/Yuka Kimura

食育知育の専門家。2児の母。
出産前は子ども向けのロボット製作&プログラミング教室に勤務し、アクティブラーニング、プログラミング教育、STEAM教育などの普及に従事。長男の食に悩んだことをきっかけに、ママパパ向けの離乳食教室を始める。現在は食育・知育についてInstagramで発信するとともに、モンテッソーリ乳幼児教室に勤務。
2020年度のオンライン講座にはのべ500組以上の親子が参加。ママパパが子どもと楽しく穏やかに過ごせるよう、そして子どもが素直に健やかに成長できるよう活動中。

【保有資格】
離乳食アドバイザー
幼児食アドバイザー
AMI(国際モンテッソーリ協会)アシスタント教師(0~3歳)
モンテッソーリクッキング認定講師 など

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