ヤクルトレディから社員になって20年の社員にインタビュー

主に小腸ではたらく「乳酸菌 シロタ株」が取れる「Yakult(ヤクルト)1000」や、主に大腸ではたらく「ビフィズス菌 BY株」が取れる「ミルミル」などのさまざまな商品を販売する東京ヤクルト販売株式会社。

東京ヤクルト販売には、地域のお客さまへヤクルト商品や健康情報などをお届けするために、2,000名を超えるヤクルトレディが在籍しています。
今回はセンターマネージャーと呼ばれる、ヤクルトレディのマネジメントの仕事に従事するAさんにインタビューします。

\ヤクルトレディのリアルな姿をチェック/

インタビュー

――ヤクルトレディになったきっかけを教えてください。
もともとヤクルトレディからヤクルトを購入していて、お届けに来た社員に声をかけられたことがきっかけです。
購入を始めて1年ほど経ったころ、担当のヤクルトレディさんが変わるタイミングで社員が新しい方を紹介しに来ました。その時に、「ヤクルトレディをやってみない？」と声をかけていただいたんです。当時ヤクルトには保育園があることを知らなかったので、「子どもがまだ１歳なので」と一度お断りしました。でも、「保育園もあるから見学にきてみて～」と気軽に声をかけてくださったのでセンターへ見学に行き、心を決めました。

――迷いはなかったのですか？
なかったですね。いつも来てくださっていたヤクルトレディさんは雨の日でも風の強い日でも、どんな時も笑顔ですごく楽しそうでしたし、センターに見学に行くときから夫には相談していました。「大変だと思うよ」と言われたけれど、「最初に会ったヤクルトレディが素敵だったから、やってみようかな」といい、「やりたい気持ちがあるなら」、と賛成してくれたので、迷いはなかったです。

――営業や販売のご経験があったのですか？
いいえ。独身時代は主に事務で、たまにルート営業のお手伝いに行く程度でした。ヤクルトレディは個人事業主なので、現状以上の収入を得たいときには新しくお客さまを作ることも必要です。最初の4週間の研修期間は新規のお客さまに営業をするのですが、初めての経験でしたね。

パソコン業務にあたるAさん

ヤクルトの仕事に打ち込もうと思った20年前

――社員になったきっかけを教えてください。
ヤクルトレディになると、希望収入に応じた地区が1つ割り当てられるのですが、私は子どもが小学校に入学して時間ができてから、2人分の地区を担当させていただいたんです。
ヤクルトの仕事に打ち込んでみようと思って一生懸命取り組んでいたのですが、その姿を見ていてもらえたのか、「社員にならないか」と声をかけていただき、大変驚きました。
せっかく声をかけていただいたからには頑張ろう、と思いましたし、モチベーションも上がりましたね。

――それからどれくらいがたちましたか？
社員になってからは20年が経ちました。途中で化粧品の仕事を2年間経験しましたが、主にヤクルトレディたちのマネジメント業務を務めています。

――マネージャーとして意識していることはありますか？
みんなが気持ちよく仕事できる環境作りを意識しています。
社員になったときに、上司から投げかけられた質問を今でも大切にしています。
それは、「掲示物をまっすぐに整える人と、曲がっていても気にならない人、営業所にはいろいろなヤクルトレディがいるけれど、どちらに合わせたらいいと思う？」という質問です。「答えは、まっすぐに整える人に合わせること。そうすると環境が整うし、みんなが気持ちよく仕事ができる職場になる。」という言葉を基本に、環境整備に気を配っています。

――だからいつも職場がきれいなのですね！
そうですね。営業所のみんなに本当に支えられています。
今は26人の仲間がいるのですが、各班ごとに、班長を中心にお届けに必要な資材や商品の管理、営業所の衛生管理など、営業所の運営に関する仕事を分担してもらっています。副班長も設定し、みんなで運営に関わってもらっているので、私はマネジメント業務に徹することができるようになっています。みんなの協力があるから、営業所全体を見渡して、困ったことやトラブルにいち早く対応できるような体制をとれるようになりました。

――ひとりひとりに目が届くから、新しく仲間になる方も安心ですね。

東京ヤクルト販売では、ヤクルトレディが活動するセンターやヤクルト保育園の見学ができます。
ヤクルトレディに直接話を聞くこともできるので、興味のある方は、ぜひ実際の職場や保育園を見てみてください！

いい香りのアールグレイを淹れてくださったHさん

次回、ヤクルトレディの気になるあれこれ、ご紹介します！

\ヤクルトレディのリアルな姿をチェック/