クリスマスは子どもたちにとって年に1度の特別な日。
布団の中から起きて枕元やツリーの下にあるプレゼントを発見!
中身はなんだろう?と、大喜びでリボンなどのついたかわいい包装紙をあける瞬間のお子さんの姿を想像すると今から嬉しくなりますね。
でも、まだお子さんが小さいと、何が欲しいかわからない。どんなプレゼントが良いのだろう。そうあなたも悩んでいませんか?
そこで、この記事では「クリスマスなどの特別な日のおもちゃ選びのポイント」についてお伝えします。
特別な日のおもちゃ選びのポイント
街中にクリスマスソングが流れ、世界中の子どもたちが、会ったことのない『サンタさん』という人のことを考えて過ごすこの季節。子どもの頃の思い出がよみがえってくる人も多いのではないでしょうか。
お母さんやお父さんになって、はじめてのクリスマスを迎える方もいらっしゃるでしょう。
どんなふうに過ごそうか?
どんなプレゼントを用意しようか?
特別な日を、家族にとってさらに特別な思い出にする。そんな素敵な機会です。
1. 特別な日のプレゼントだからこそ、なんでもOK!
あなたは、クリスマスプレゼントは
- 長く使える良質なおもちゃ
- お子さんの大好きなキャラクターのおもちゃ
どっちがいいと思いますか?
…ずばり、正解はありません!
特別な日のプレゼント。
だからこそ、何を選ぶのか?何をあげるのか?
こだわりは家庭によって、それぞれ違っていて構いません。
2. あなたは何を与えてあげたいですか?
クリスマスになると溢れるチラシや情報。ご家庭でのこだわりを決めようとする中で
- 他のご家庭はどんなものを選んでいるのか?
- 今年の人気の売れ筋商品は?
と気になる人も多いと思います。
しかし、大事なことは先の1ともつながりますが、
自分の家庭が何を大事にしたいか?何にこだわりたいのか?また、お子さんにどんな気持ち・どんな体験を得てほしいのかを、を考えるということです。
例えば
- 本好きに育ってほしい!という想いから必ず絵本を選ぶ
- 長く楽しめるように!といろんな種類の積み木を増やしていく
- みつけた時の感動を大事にしたい!と三輪車やトランポリンなど大きなサイズのものを!
というのもいいですね。
ちなみにわが家は、『誕生日プレゼントは大人の視点で長く使えるよいものを!』と大人主体で選んできました。しかし『クリスマスプレゼントは子どもの欲しい!を100%答える!』と決めています。ですので、普段はあまり買わないようにしていたキャラクターもののおもちゃも、クリスマスはOKと、その子の願いや欲しい!をすべて受け入れ、叶えてあげる『特別な日』であることを大事にしてきました。
他にもお子さんが大きくなると、家族でプレゼント交換をするようにしたというご家庭もあり、お子さんの成長段階によって変えていくのも一つです。
3. プレゼント選びはお子さんをもっと知るチャンス!
さらにプレゼント選びを通して、
- お子さんは何が好きなのか?
- 今、夢中になっているものは何か?
など、改めて、お子さんの『今できること』『今好きなこと』を知ろうとする時間を楽しんでみてください。
まだ好き!が分かりにくい小さな0歳のお子さんも同じです。
好きな素材のタオルやぬいぐるみ、よく反応する音はどんな音かな?そんな視点で観察してみてください。
0歳のお子さんにとって、はじめてのクリスマス。もちろん、お子さん自身は、これから毎年続くこの素敵で楽しい日の意味は、まだわからないと思います。
でも、0歳の時はこんなプレゼントをもらったんだよ!こんな物でこんなふうに遊ぶのが好きだったもんね!と、1年後2年後…と、少しずついろんなことがわかってくる頃に、思い出話として懐かしく振り返り話をしようと思うと、より楽しみが増えませんか?ぜひお子さんとプレゼントの写真を撮っておくのも忘れずに!
いかがでしたか?
お子さんの成長や、お母さんやお父さんのこだわりが変わってきたら、途中で少し方向転換があってもいいと思います。サンタさんへお手紙を書いたり、イブの夜にサンタさん用のお茶菓子を用意したりして、感謝の気持ちを表現するご家庭もありますね。
何よりも大事なことは、大人も一緒に楽しむこと!
では、素敵なクリスマスをお過ごしください。
そして、あなた自身へのプレゼントも忘れずに・・・!
メリークリスマス!!!
宝田 ひか里/Hikari Takarada
一般社団法人あそびの先生協会 代表理事
元幼稚園教諭。おもちゃコーディネーター®。息子3才・娘0才の時にオランダの幼児教育法ピラミーデと出会い、ティーチャー資格取得。そのわかり易さと理論の奥深さに魅了され、講座の構築と自身の子育てに取り入れ9年目。子どもと育ち総合研究監修の元、「あそびの先生」の講座・プログラムを構築し、2016年に一般社団法人を設立。