秋の散歩で見つけた落ち葉が、まるで絵の具みたいにカラフルなアート素材に大変身!葉の色・形・質感を活かして、動物やお花、キャラクターなど自分だけの作品を作ってみませんか?
この記事では、材料の準備から葉っぱの加工、貼り付け方、仕上げまで、 5つのステップでやさしく解説します。はじめてでも大丈夫。自然の美しさに触れながら、創造力をひらく工作タイムを親子で楽しみましょう!
見つけた落ち葉で、世界にひとつのアートをつくろう♪
落ち葉アートの材料と楽しみ方を、順を追って紹介します。
落ち葉アートの材料
- 落ち葉
- 画用紙
- 木工用ボンド
- はさみ(必要に応じて)キャンバス(好きなサイズでOK。今回は25cm×25cmのキャンバスを使用)

落ち葉アートの楽しみ方
- 落ち葉を拾いに行こう
まずはお散歩へ出かけて、落ち葉を集めましょう。色とりどりの葉っぱや、形がユニークなものを探してみてください。赤・黄色・茶色など、いろいろな色をそろえると作品がにぎやかになります。ドングリや小枝、木の実なども一緒に拾っておくと、アレンジの幅が広がりますよ。 - 葉っぱをきれいに整える
持ち帰った葉っぱは、汚れを軽く落として新聞紙やキッチンペーパーではさみ、重しをのせて1〜2日乾かします。こうすることで、葉がパリッとして扱いやすくなります。すぐに作りたいときは、ドライヤーの弱風で軽く乾かすと良いでしょう。 - デザインを考えよう
作りたいテーマを決めて画用紙に下描きをしてみましょう。「この葉っぱは耳にしよう」「この丸い葉はお花にぴったり」など、葉の形を見ながらイメージを膨らませてみましょう。大きな画用紙を背景にして、森や動物園、お花畑など、物語のような世界をつくるのもおすすめ。 - 貼り付けて作品を完成させる
木工用ボンドやスティックのりで、葉っぱを画用紙に貼り付けます。このとき、下描き通りにならなくても大丈夫。そのときのインスピレーションで、自由にデザインしましょう。お子様の創造の生き物や、空想の世界が描かれる楽しさを味わいましょう。
パーツごとにバランスを見ながら配置すると、仕上がりがきれいになります。
- 飾って楽しもう
完成したら、壁に飾ったり、写真に撮って思い出に残しましょう。ラミネートすると長持ちするので、季節のインテリアとしても活躍します。家族や友達にプレゼントしても喜ばれます。
親子で秋の思い出づくりをしよう
落ち葉アートは、特別な道具がなくてもすぐに楽しめる秋ならではの工作です。拾った葉っぱひとつひとつに個性があり、どんな作品になるかはその日のお楽しみ。親子で「この葉っぱはどんな形に見える?」と会話をしながら作れば、自然観察の力や発想力も育ちます。完成した作品は飾って季節を感じたり、写真に残して成長の記録にするのも素敵ですね。今年の秋は、落ち葉ひろいから作品づくりまでの時間を、家族の思い出として残してみませんか?

もっと、親子de楽しむ簡単工作シリーズ記事を読みたい方はコチラ

黄野 いづみ/Izumi Kohnoピープルビヨンド株式会社 代表取締役・企画編集ライター・ソーシャルエディター
山口県出身。学習院大学文学部卒業。16歳で単身アメリカへ留学。高校卒業後、日本の大学に入学・卒業し、その後に再度渡米。日系メディア会社やABCネットワーク系列のテレビ局にてインターンとなる。帰国後は出版社で広告営業、企画編集ライターとして活動する。10年間の出版社勤務を経て独立し、2011年、キアノ・インターナショナル株式会社(現・ピープルビヨンド株式会社)を設立。キッズ工作レシピや、子育て、教育に関するコラムの執筆のほか、様々な紙媒体、Webメディアでの取材・執筆活動、ディレクション、企業やホテル等のSNS運用代行、およびアカウント運用者の育成を行っている。ライター歴は25年以上。