「気がつくとおもちゃがいっぱい」「遊んでもなかなか片づけてくれない…」多くのお母さんがおもちゃの片づけで悩んでいると思います。
まずは親が仕組みを作り、片づけを身近に感じてもらうこと。そして年齢に合わせて片づけ教育をスタートさせることが大切です。
子どもと一緒におもちゃの整理をしよう!
親子で一緒に楽しくおもちゃ整理をするコツをお伝えします。
子どもの片づけ年表
まずは年齢に合わせた片づけ方法を知るところからはじめましょう。
0〜1歳
おもちゃ専用の棚をつくり、子ども自身が遊びたいときにすぐ取れる仕組みを作ります。
基本は親が戻しますが、一緒に戻すことを遊びの中で少しずつ取り入れていきます。
2~3歳
2歳くらいからは日々の遊びの中で使ったら戻すことを教えていきます。
自分で片づけられるようにイラストや写真を使い、戻す場所を分かりやすくしてあげましょう。
4〜6歳
整理を教えるのは4歳くらいから。「選ぶ」ことから片づけ教育スタートです。
おもちゃの整理は、子どもが自分で「選ぶ」ことが大事
4歳くらいになると、自分にとって残したいモノか必要ないモノか判断できるようになります。ポイントは自分で「選ぶ」ことです。
子どもの集中力は持って5分!!小さなおもちゃ箱一つからスタートしましょう。
【手順1】全部出す
整理の基本は全部出すこと。おもちゃ箱の中のモノを全部出し、残すモノを選びます。
【手順2】準備
分けるときに2つの箱を用意し「つかう」「つかわない」と紙に書いて貼りましょう。
このとき子ども自身が判断しやすいよう「すき・きらい」や「いる・いらない」「◯・×」などお子さんと相談して紙に書くと良いでしょう。
箱がない場合はスペースを広く確保して床でおこないましょう。
【手順3】仕分け
お母さんが「これはどっち?」と声をかけておもちゃを一つずつ渡します。
判断に迷っていたら、なぜ悩んでいるのか聞いてあげましょう。
例えば、兄弟のモノが紛れていて判断できなかったり、好きでも嫌いでもないのでわからなかったりすることも。その場合は新たな箱(「まよう」「兄弟に確認」など)を用意しても良いでしょう。無理にどちらかの箱に入れる必要はありません。
慣れてくると判断が早くなり、子ども一人で分けられるようになります。
【手順4】しまう
「つかう」の箱に入っているモノをおもちゃ箱に戻します。
これで整理は終了です。
Before
After
2つに分ける方法なら、子どもでも簡単にできます。
大人目線とは違い、高価なものを「いらない」と判断することがあります。子どもなりに判断しているので、本人の意見を尊重してあげましょう。
楽しく判断力も身につく、おもちゃ整理
「一緒に片づけよう」と声をかけ、楽しくおもちゃ整理をしてみてくださいね。片づけを学びぶことで、自然と判断力も身につきます。
次回コラムは2022年8月23日に公開予定です。お楽しみに!