あなたは大丈夫? 夏の終わりに多い『インナードライ肌』/いつまでも美しく! ママのための簡単美容法Vol.25

肌を手入れする女性 美容

気づけば夏も終わりに近づいてきましたが、まだまだ残暑が厳しい今日この頃。なんとなくお肌の不調を感じる方も多いのでは?

毎年この時期のお肌はインナードライ』という状態になりやすいです。

今回はインナードライ肌の特徴と、その対処方法についてご紹介します。

 

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夏の終わりに増加する『インナードライ肌』って?

インナードライとは、お肌の内部(角質層)が乾燥している状態で『かくれ乾燥』などと呼ばれたりもします
気になる方は、下記の項目をチェックしてみてくださいね。

  • なんだか顔が疲れて見える
  • 肌色が暗い(くすんでいる)感じ
  • ファンデーションが部分的にムラになっている気がする
  • お肌がペタペタするのに、時折乾燥したりゴワゴワする
  • 美容液やクリームなどをつけたら、なかなかなじまず上滑りしている感じがする

 

ひとつでも当てはまる項目がある方は、もしかしたらインナードライ肌になっているかもしれません。

 

お肌の水分量が減りやすい夏

気温や湿度が高いと皮脂や汗の分泌が盛んになり、表面は潤っているように見えます。

しかし実は、そのべたつきにごまかされている陰で、気温・汗などによりお肌の水分が知らず知らずのうちに乾燥しています。
電車の中や屋内ではエアコンが効いていて快適な反面、水分は蒸発しやすい状態に。

特にこのコロナ禍で、マスク内で蒸れたり湿度にさらされたお肌は、角質がふやけてバリア機能が低下しています。
マスクを外してお肌が外気にさらされると、一気にごっそり水分が奪われより乾燥しやすい状態になっています。

 

夏場の間違ったスキンケア方法

夏場で肌のべたつきが気になるからと、普段よりさっぱりめのお手入れをすると皮脂量が減ります。
今までお顔表面が潤っているように感じていたものが取り去られ、一気に「乾燥している」と実感する方が多いのです。

また、皮脂がなくなると肌表面を潤そうとして皮脂分泌が盛んになります。乾燥するのに部分的にべたつくという状態になりがちです。スキンケアをする女性

 

乾燥すると肌がごわついてくる

お肌は乾燥すると、ゴワゴワしてきます。乾燥するからクリームをたっぷりつけているのに、うわすべりしていつまでたってもなじまないという状態が起こりやすくなります。

乾燥肌を食品に例えると、トーストや乾物の状態です。トーストも余熱でバターが解けますが、冷めたトーストにバター付けるとボソボソしてなじまないですよね。乾物・高野豆腐なども、一度水に戻してから味を含ませると思います。

それと同じように、お肌もまずは潤いで満たし、クリームが馴染みやすい前提を作ることが大切です。

 

ざらつきが気になるのは老化角質のせい?

汗や皮脂がファンデーションに混じると、毛穴づまりが起こりやすくなります
また、気温が高く紫外線も強い夏は、外刺激からお肌を守るために老化角質・古くなった垢がたまりやすい時期です。

小鼻やあご、顔回りのざらつき、毛穴のプツプツなどが気になる場合は、角質ケアをしてあげましょう。メイクをする女性

 

インナードライ肌のお手入れアドバイス

とにかく「丁寧を心がける」ことが大切!まずは、スキンケアをするときに、いつも以上に丁寧を心がけてみてください

丁寧というのは「長く時間をかけたり、念入りにケアする」という意味ではありません。スキンケアのステップごとに説明します。

 

クレンジング・洗顔

まずは、クレンジングや洗顔。

なじませる時には必要以上に力を入れないようにしましょう。例えるならば、果物の桃を触るような力加減でなじませます。

クレンジング剤は長時間つけすぎないようにします。ぬるま湯でさっと洗い流しましょう。入浴時などはシャワーを直接当てず、お湯をすくってゆすぐようにします。

顔を拭くときは、やわらかいタオルでそっと吸わせてください。くれぐれもゴシゴシ拭くのはNGです!

洗顔をする女性

 

角質ケア

ざらつきが気になる方は角質ケアをしましょう。酵素入りの洗顔料やクレイ(泥)洗顔料などを使うと穏やかに角質を取り去ってくれます。

使用方法はメーカーによりさまざまなので、必ず使用量・使用頻度など注意書きを確認してお使いくださいね。

 

潤いケア

化粧水をたっぷりつけましょう。

保湿効果の高いタイプ、特にセラミドが入っているものは、バリア機能が低下したお肌の水分をキャッチする機能を助けてくれます。

コットンに適量(お使いの化粧水の使用量の目安を確認)つけてなじませます。コットンで刺激を感じる場合は手でつけましょう。

乾燥しやすい頬からあごを通って逆の頬、そしておでこ、その後細かい部分につけます。その後、手の平で包み込み、優しくプレスしましょう

手軽にできる、シートマスクも効果的です。シートマスクは、化粧水のパッティング1000回分の効果があるといわれていて、短時間でお肌の隅々まで潤いを満たしてくれます。

その後、乳液やクリームなどで油分の膜を作り、蓋をして水分を閉じ込めます。化粧をする女性

 

いかがでしたでしょうか?

スキンケアは毎日の積み重ねです。エステに通わなくても丁寧に続けることで、お肌の状態に変化が現れてきますよ。

コンディションが乱れると、つい過剰にケアをしたくなりますが、肌に負担がかかっている時には、普段の生活を見直しなるべくシンプルなスキンケアで対応しましょう

まだまだ残暑厳しく、お肌に過酷な季節です。秋を迎える前に、夏のダメージを少しでも減らせるように乗り切りましょうね。

 

ママのための簡単美容法シリーズ

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仲松 智子/Tomoko Nakamatsu
メイクの扉
今まで施術したお客様はのべ約2万人。
その他、生まれつきの痣や傷跡をカバーするメディカルメイク資格取得。
MIRACLE PAINT 公認ボディペインターとしても、イベントなどで活躍中。
10代の頃、お肌や容姿などのコンプレックスに悩んだのを機に美容の道へ。
国内大手化粧品メーカー2社にて美容部員として勤務。
夫の転勤・育児のため専業主婦をへて再び美容の道へ。
フェイシャルエステサロン勤務後、2014年より「メイクの扉」をスタート。
現在は一般の方へのメイク教室の運営・企業様向けの美容講習やSNS・Web記事執筆など活動中。
メイクの扉HP

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