秋の気配が感じられるようになり暑さもひと段落…。ふと鏡を見てなんだか肌色に違和感を感じることはありませんか?
夏の紫外線ダメージによる肌の変化があると、どのようなベースメイクをしたらよいのか迷ってしまいますよね。
今回は、ベースメイクの基本、正しい順番やコントロールカラーの選び方について徹底解説します。
目次
紫外線ダメージによる肌変化に負けない! ベースメイクの基本のキ
メイクの最初に行うベースメイク。実はポイントメイクよりも顔の印象を大きく左右します。
肌のベースがしっかりとできていないと、化粧がよれてきたり、お粉が浮いてきて毛穴が目立ったり、せっかくのメイクが台無しに…。
ベースメイクをしっかりすることで、美肌をキープし一日中よれないメイクを完成させることができますよ。
ベースメイクの種類
一言に「ベースメイク」といっても、下記の通り、いろいろな種類があります。
- 日焼け止め
紫外線をカットする - 化粧下地
メイクのノリやモチを良くする - コンシーラー
シミやそばかすなどをカバーする - コントロールカラー
肌の色味を調整する - ファンデーション
色ムラのない均一な肌にする - BBクリーム
オールインワンでベースメイクが完了する - CCクリーム
BBクリームとほぼ同様 - フェイスパウダー
仕上げに使用すると肌を明るくきれいに見せる
色々試して、ご自身の肌に合ったものをチョイスしてくださいね。
ベースメイクの順番
使用するファンデーションのタイプによってベースメイクの順番は変わります。
パウダータイプのファンデーションの場合
手軽に持ち運びができ、化粧直しも簡単なパウダータイプ。
美しく仕上げるためのポイントは入念なスキンケアとコンシーラーを使う順番です。肌をしっかりうるおわせてから、気になる箇所をコンシーラーでカバーするとナチュラルで美しい肌に仕上がります。
- スキンケア
- 日焼け止め
- 化粧下地・コントロールカラー
- コンシーラー
- ファンデーション
リキッド・クリーム系ファンデーションの場合
パウダータイプとの大きな違いはコンシーラーを使う順番です。また、崩れにくくするためにフェイスパウダーで仕上げるのがおすすめ。フェイスパウダーは肌をなめらかに整えてくれます。
- スキンケア
- 日焼け止め
- 化粧下地・コントロールカラー
- ファンデーション
- コンシーラー
- フェイスパウダー
BBクリームとCCクリームとは? 違いは?
たくさんの化粧品を使うのは大変…という方におすすめなのがオールインワンタイプのBBクリームとCCクリーム。ほぼ同等の効果がありますが違いは下記の通りです。
- BBクリーム
化粧下地+日焼け止め+ファンデーション
カバー力が高いのでシミやそばかすが気になる場合におすすめ - CCクリーム
化粧下地+日焼け止め+肌色補正
肌色補正がメインなので血色良くみせたい場合におすすめ
BBクリームとCCクリームの使い方 使用する順番は?
- スキンケアをして肌をしっかり保湿します。
- 手の甲に適量のBBクリーム、またはCCクリームを出し、スポンジになじませ「頬→あご→まぶた→額」の順番に中心から外側へ伸ばしていきます。日焼け止めや化粧下地は使用しなくてOK。
- このまま完成でも大丈夫ですが、必要があればコンシーラーとフェイスパウダーで整えて仕上げます。
コントロールカラーの種類と選び方
コントロールカラーは『隠す』のではなく肌の色ムラを『整える』ことで、綺麗な素肌に見せてくれる役割をします。
自分の肌色に合わせて選ぶのはもちろん、カバーしたい部分によって何色かを使い分けるのもよいでしょう。
- グリーン
ニキビ跡、小鼻や頬の赤みには、赤と補色の関係にあるグリーンを。気になる部分にスポット的に付けたり、他のベースとあわせて使うのがおすすめ。 - イエロー
肌のくすみ、クマ、シミによる肌の色ムラは、イエローやゴールド系のコントロールカラーで均一に補整します。 - ピンク
肌のトーンアップ、血色アップに。肌に血色感が生まれ、くすみを飛ばしてワントーン明るく生き生きとした印象にしてくれます。 - ブルー
くすんで疲れて見える肌、顔色が悪く見えてしまう黄ぐすみにはブルーがおすすめ。コントロールカラーの中で一番透明感が高いです。 - パープル
最近注目されているのが、パープルやラベンター。ピンクとブルーの良さを併せ持ち、血色を良く見せ透明感のあるトレンド肌に導きます。
浮かないベースメイクの裏技
日焼けにより皮膚が黒くなったり、紫外線によってシミができてしまったりと、まさに夏のツケが回ってくるのが秋です。
肌色の変化を感じる前はしっくりきていたベースメイクの色が、秋になるとなんだか浮いて見えると感じることも少なくありません。
ベースメイクが浮いて見える原因は肌色に合わないファンデーションを使っていることがあげられます。ファンデーションを選ぶときは、顔と首との境目にトーンの差が出ないものを選びましょう。
コントロールカラーを下地として活用
季節ごとにファンデーションを買い替えるのでは時間的にも金銭的にも負担…。できたら少ないアイテムでベースメイクを完了させたいですよね。そこでとっておきの裏技をお伝えします!
顔のトーンが暗く感じる時はオレンジ色のコントロールカラーを下地として顔全体に使用します。
コントールカラーは先述した通り、本来はお肌の悩みにピンポイントで使うもの。ですが、オレンジのコントロールカラーは茶ぐすみやクマなど、影になりやすい悩みを色味によって飛ばしてくれる役割があります。
下地として使用すると夏のお疲れ肌をパッと明るく(※)し、地肌とファンデーションの色味の差を感じにくくしてくれますよ。
※メーキャップ効果として
年齢や疲れを感じさせない いきいきとした肌へ
秋の肌は夏の疲れが出やすく、ファンデーションが合わないと感じやすいです。
慌てて色々買い揃えることなく、手持ちのアイテムにプラスワンで賢く乗り切りましょう。
ママのための簡単美容法シリーズ
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