子どもの心に直球でとどく十人十色の『言葉がけ』/色彩心理で育むママと子どもの笑顔 Vol.2

母子 ハグ 育児

あなたは育児をしていて「どうして泣いてるの?」「どうして喜んでくれないの!?」と子どもの気持ちが分からずに思い悩むことはありませんか

私ごとですが、最初の子育てで毎日が試行錯誤の連続だったころ、良かれと思ってしたことが袋小路に入ってしまうことがありました。

そんなとき、色を手掛かりにして言葉にならない思いを聴く『色彩心理』と出会ったのです。目の前で必死に訴えかける子どもの本音を理解してあげられた経験は、今でも励みになっています。

Vol.1ではお子さんの今の個性を色で例えるという内容をお伝えしました。今回は実践してほしい心にとどく『言葉がけ』についてです。あなたの子育てに新しい視点がはいり、お役にたてたら嬉しいです。

 

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色の特徴にあわせた『言葉がけ』をするだけで、育児はグッと楽になる!

子育ての困りごとの上位にはいるのが『言葉がけ』ではないでしょうか。
努力しているのにも関わらず、子どもに伝わらない経験は、私も何百回とあります。

1人1人の顔が違うように、心の中も個々それぞれ。
だからこそ、十人十色の個性にあわせた言葉がけを意識すると、子どもの心に直球でとどくのです。

それでは、各8色のタイプ別にわけたお子さんへの対応法のポイントをご紹介いたします。(注:原形がレッドとブルーである、ピンクとライトブルーは除きます)

色彩心理学 色彩チャート

 

色タイプ別 直球で心へ届く『言葉がけ』のコツ

まずは前回の記事(Vol.1)から最近のお子さんが何色の特徴に近いのか確認してください。お子さんのタイプが分かったら、下記を読み進めてくださいね。

色で例えるとレッドの子への対応法

どんどんタイプ「今、すぐ!」のタイプなので、まずは思いを聴いてあげる。
ポイントは家事をしながらなどではなく、きちんと目をみて
聴いてあげましょう。とにかくあなたに注目して欲しいのです。

 

色で例えるとオレンジの子への対応法

めきめきタイプ

前向きで向上心があるので、その場ですぐに褒めてあげましょう。
『おねえちゃん』などではなく、名前で呼んであげると喜びます。

 

色で例えるとイエローの子への対応法

わくわくタイプ

好奇心旺盛なため「何で?」が多いかもしれません。ですが、大人の理屈で責めないことがポイントです。
「いいアイディアだね」など、その場で褒めてあげましょう。

 

色で例えるとグリーンの子への対応法

まじまじタイプ

周囲をよく観察するタイプで、テンポがゆったりとしています。
テンポを尊重してあげ「よく気づいたね」など結果を褒めてあげましょう。

 

色で例えるとブルーの子への対応法

きちんとタイプ

ルールをきちんと守るタイプなので、周囲も約束事などは守りましょう。思いを口にだせず、我慢していることもあります。
「なにか我慢していない?」など、声をかけてみましょう。

 

色で例えるとパープルの子への対応法

こだわりタイプ

自分らしさを大切にするタイプなので、1人の時間を大切にしてあげましょう。
「○○ちゃんのやり方でいいよ」などと、個性を認めてあげましょう。

 

色で例えるとホワイトの子への対応法

きまじめタイプ

100%以上の成果を求めるタイプなので、あまりプレッシャーをかけるのはやめましょう。
良い所をどんどん認めてあげましょう。

 

色で例えるとブラックの子への対応法

どうどうタイプ

今はなかなか素直になれず、口数も少ないタイプ。これは、成長過程で誰もが通る傾向があります。
言動を否定したりせず、ほどよい距離感で見守る必要があります。

 

気付くことが、まずは一歩

各色の対応法の一部を紹介いたしました。人の考え方や行動を表す言葉や対応方法は無限にあります。

もし「誰も私の苦労をわかってくれない…」とあなたが感じているのなら、お子さんの小さな心もきっと複雑に絡みあっているのかも知れません。

実は過去の私も「ママの言うとおりにしなさい」と気づいたら上から目線で育児をしていました。

そんなころ、色彩心理に出会い、子どもが無意識に選んだ、洋服の色、ハンカチの色、クレヨンの色が、『未熟なわたしに向けたメッセージ』だと気づけたのです。冨田恵美さん

 

色彩心理を子育てに活かす際の大切なポイント

さて、色彩心理を子育てに活かす際に大切なポイントがあります。

それは、あなたの目線とお子さんの目線を同じにすることです。あなたの視点が変われば、子どもが笑顔になる!その笑顔をみて、あなたは子育てに自信がもてるようになる!

このコラムが、あなたの子育てを応援してくれるヒントになることを願っております。
そしてご紹介しました色彩心理を、少しでも記憶にとどめていただければ、幸いです。

 

とみたえみ

とみたえみ/Emi Tomita
カラー通訳専門家・ゆるりすとライフコーチ

沖縄移住21年。
身内がいない子育てと、3.11で家族が被災し心が不安になり、色彩心理、アドラー心理学を学ぶ。

娘が5歳の時、吃音を発症するが、色を手がかりして言葉にならない心の声を聴いていくと、症状が緩和する。
47歳で色彩心理カウンセラーになり、5年間で1,300組以上の母子カウンセリング、29名のカラーセラピストを育成。
沖縄の風に身を任せ、自由な心を育みながら、わかちあいとフラットな世界を実現する、ゆるりすとライフを提唱。
2024年6月12日開催 「不登校からはじまる、いきかた選択肢」主催

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