皆さんは、街中で見かけるヤクルトレディがどんな1日を送っているのか、ご存じですか?
ヤクルトレディは個人事業主なので、働き方はさまざまです。稼働日や時間帯もそれぞれで、週に3~5日、おおよそ9時~15時の間に、自分のペースで仕事ができます。

今回は、中野区で働くヤクルトレディに密着しました!
この記事では、ヤクルトレディの1日や、ヤクルトレディになったきっかけ、やりがいなどをインタビューを交えてご紹介します。

\ヤクルトレディのリアルな姿をチェック/

子育てママでも仕事ができる

斎藤さんの1日に密着!

藤井さん(仮名)
ヤクルトレディとして働き始めて8か月。もうすぐ2歳になるお子さまのママ。
最近嬉しかったことは、お子さまの偏食がヤクルト保育園の給食のおかげで改善されてきたこと。

藤井さんのある日のスケジュール

8:20 保育園にお子さまを預ける

8:30 仕事開始

 

 

 

 

 

 

 

当日お届けするお客さまの確認やメールチェック、商品や保冷剤代わりの氷を準備していました。

9:00 お届けに出発


「いってきます!」と元気よく出発です。
小柄な斎藤さんは、荷物の量を調節をするなど、スムーズに出発ができるように工夫をしていました。

10:30 センターに戻り、商品の仕入れ


朝のお届けが終わったら、空いた時間で一度センターに戻り、次の日にお届けする商品を仕入れます。
冷蔵庫の中は寒いので、防寒着を着て体が冷えないようにしていました。

11:00 お昼のお届け


荷物を持って、もう一度お届けに向かいます。
この時間は、日差しや暑さが厳しくなるので、水分補給は欠かせません。

13:00 センターに戻り、昼食

センターの仲間とお話をしながら、楽しくお昼休憩です。

14:00 午後のお届け準備


午後にお届けするお客さまの商品を準備します。商品の温度管理をする氷は溶けやすいので、午後出発する前にもう一度用意していました。

14:30 午後のお届けに出発

15:30 センターに戻り、次の日のお届け準備


朝バタバタしないように、次の日の準備も終わらせてから帰ります。
商品の不足がないかもう一度確認したり、お会いできないお客さまへのお手紙を書いたりしていると、あっという間に保育園のお迎えの時間になっているそうです。

16:00 仕事終了・保育園にお迎え

藤井さんにインタビュー


—―ヤクルトレディになったきっかけを教えてください。

東京ヤクルト販売の社員で、現在中野センターのマネージャーに誘っていただいたことがきっかけです。

もともと夫がヤクルトに興味があり、ヤクルトを届けてもらっていました。近所なのでヤクルト保育園があることは知っていましたが、自分がそこに子どもを預けて働こうとは思っていませんでしたね。
でも、前田さんに「一緒に働かない?」と声をかけていただいたとき、「なんだか暇だし、働きたくないわけではないんだよな」と思いセンター見学に行ってみたら、センターの雰囲気がすごく良かったんです。働くうえで人間関係が良いことは重要だなと思っていたのですが、センターを運営している前田マネージャーの人柄もすごく明るくて元気で、「ここなら働けるかもしれない、前田さんがいてくれたら大丈夫だ!」と安心していました。

念願の子どもができてすごく幸せだったのですが、贅沢なもので、ずっと日中子どもと二人きりの生活が続くとマンネリしてきて…(笑)当時ちょうど子どもが1歳を過ぎたころで、「働いてもいいな、でも保育園が見つからないしな。」と迷っていたタイミングだったので、良いときに誘っていただきました。

――仕事を始めるにあたって、不安はありましたか?
私はあまり運動神経が良くないので、自転車で大量の商品をお届けできるのかが不安でした。あとは雨の日も風の日もお届けするというのが自分にできるのか心配でしたね。

でも、荷物の量は自分のできる範囲で調整して、必要に応じて戻ってくれば良いし、雨の日もお客さまがすごく優しく「雨だけど頑張ってね」と声をかけてくださるので、もの凄くつらいと思うことはなく、頑張れています。

—―8か月たって、少し慣れてきましたか?
そうですね。お客さまともお話ができるようになって、落ち着いてお届けができるようになってきました。

最近は1日にだいたい20~30軒ほど商品のお届けに行くのですが、朝のお届けをして、一度センターに戻り、お昼のお届けまでの合間に仕入れをするというサイクルができています。10:30~11:00くらいだと、先輩方はみんなお届けに行っているので、ゆっくりひとりで落ち着いて仕入れができます。

最初の3か月くらいは、データ上の在庫と実際の在庫の数が合わなかったり、次の日に必要な商品の数の計算を何度も間違えたりして時間がかかっていましたが、最近は手帳で曜日ごとにお客さまの情報を整理するようになったので必要な数がすぐわかり、効率が良くなりました。

—―お客さまとのコミュニケーションで気を付けていることはありますか?
感謝の気持ちをきちんとお伝えすることを気をつけています。初めてご注文いただいたお客さまには「ご注文ありがとうございます」、いつもご購入いただいている方には「いつもありがとうございます」と、言葉にしてお伝えするようにしています。
ボックスにお届けをするお客さまとはやり取りができない分、ボックスをきれいにすることで気持ちを表しています。

        お届け用のボックスをきれいに拭くことで感謝を伝えます。

—―お客さまとのエピソードで印象に残っていることはありますか?
自分が商品をご紹介したお客さまから「おなかの調子が整った!ありがとう。」と感謝していただけたことです。

いつもお届けに伺うお客さまの近所にお住まいの方に、商品のサンプルをお渡ししたことがきっかけでした。毎週お届けするようになった今でも「毎日快適になって嬉しいです。ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくださるので、私も「あの時おすすめしてよかったな」と思っています。

また、新しくお客さまにヤクルトの商品をおすすめすることは勇気がいるけれど「お客さまの健康に役立つことができるかもしれない」と思うと自信がでてきて、頑張ろうと思えます。

—―やりがいはどんなところに感じますか?
お客さまに商品をお届けして「ありがとうございます」と伝えた時に「ありがとう」と仰っていただけることにやりがいを感じます。

        お客さまと和やかにお話ししている様子

—―ヤクルトレディをやっていて良かったと思うことはありますか?
私の場合は特殊かもしれないのですが、ヤクルトレディになって娘をヤクルト保育園に預けたことで、娘の偏食が治ってきたことが嬉しいです。

ヤクルト保育園の給食を食べる前、娘は家だとお煎餅などのサクサクしたものしか食べられませんでした。せっかくご飯を作っても、食べてもらえずに捨てるのは私にとってストレスでしたし、栄養的にも気になっていました。
でも、ヤクルト保育園の給食でいろいろなものを先生が食べられるようにサポートしてくださったおかげで、今では家でお味噌汁まで飲めるようになりました。本当に感謝しています。

—―今後ヤクルトレディを検討している方に一言お願いします!
街中で雨の中お届けしている姿を見ると「大変そうだな」と感じるかと思いますが、お客さまに「ありがとう」と仰っていただけると大変さも吹き飛ぶ、素敵な仕事です!
保育園もありますし、働きたいと思っているママにはとてもいい環境だと思うので、ぜひ一緒に働きましょう!

――藤井さん、ありがとうございました!

東京ヤクルト販売では、各センター(営業所)や保育園の見学会を随時行っています。ヤクルトレディに直接話を聞くことも可能ですので、ぜひ実際の職場やヤクルト保育園を見てみてください!

\ヤクルトレディのリアルな姿をチェック/

ヤクルトレディになりたい