スマートフォンやパソコンを使って調べものをする機会が最近はとても増えましたね。仕事でデスクワークをしている方だけでなく、専業主婦のママも育児情報などを調べるために少しの隙間時間も何かとインターネットで検索しがちではないでしょうか?
そんな日々を送っていると当然、目が疲れやすくなります。目の疲労は頭痛や肩こりにも繋がりやすく、いつもなんだか重だるい状態が続いてしまいます。
今回は、目の疲れを感じたときにおすすめの簡単セルフケア方法をお伝えします。
目次
目の疲れや頭痛を感じたときのツボマッサージ&ヨガ
目の疲れや頭痛を感じたときにするツボマッサージでケア
いつでもどこでもできるツボマッサージで、疲れを感じたらすぐにケア!移動中や作業の合間などふと気づいた時に押しやすい場所ばかりですので気軽です。
『魚腰』『攅竹』周辺をマッサージ
眉毛にあるツボである『魚腰』『攅竹』を刺激しましょう。『魚腰』は眉毛の真ん中あたりにあるツボで、目の疲れやまぶたがひきつるときにおすすめです。『攅竹』は眉頭の骨の際にあるくぼみ部分にあり、頭痛や目の腫れや痛みなどが気になるときにおすすめのツボです。
《ツボの押し方》
眉毛にある『魚腰』『攅竹』のツボを刺激しながら、筋肉の緊張をほぐします。親指と人差し指で眉毛の上下をつまみます。眉頭から眉尻にかけて手を動かしていきます。
『晴明』を押す
目頭と鼻の骨のあいだにあるツボ。目の疲れや目の充血が気になるときにおすすめです。
《ツボの押し方》
目頭と鼻の骨のあいだを指で押さえ、小さな円を描くように押しましょう。
『合谷』を押す
手の甲側の親指と人差し指の付け根のやや人差し指寄りにあるツボです。目の疲れ、頭痛、首こり、肩こりなど顔周辺の不調が気になるときにおすすめです。
《ツボの押し方》
手の甲側の親指と人差し指の骨をたどっていき交わる場所のやや人差し指寄りを押さえ、小さな円を描くように押しましょう。
目の疲れや頭痛を感じたときにするヨガポーズでケア
ご自宅でふとした隙間時間に行いやすいヨガポーズをご紹介します。5分ほど時間ができたら試してみましょう。
ウッタナーサナ(立位前屈のポーズ)
- まっすぐ立ち、両手を体側に下ろします。
- 息を吐きながら股関節から前屈し、両手を床へ下ろし、5〜10呼吸キープしましょう。
- 前屈が苦手で辛い場合は膝を曲げても大丈夫です。その分、首の後ろ側を伸ばすように意識して頭頂部を下向きにしましょう。
うさぎのポーズ
- 四つん這いになります。
- 両手の間に頭頂部を下ろし、小さく前後に動かします。
- 動きを止め、首に痛みがなければ両手をマットから離して背中の後ろで繋ぎます。繋いだ拳を上に引き上げ、5呼吸続けながら頭頂部を刺激しましょう。
- 両手を顔の横に下ろし、ゆっくりと上半身を起き上がらせて正座になります。
魚のポーズ
- 仰向けになり、両足は脱力して伸ばしておきます。
- 両腕を背中の下にしっかりとしまい込み、手の上にお尻が乗るように配置します。
- 息を吸い、腕でマットを押しながら胸を持ち上げ、首の前側を伸ばして頭頂部をマットに付けます。首、肩、胸が開かれていることを味わいながら5〜10呼吸しましょう。
- 後頭部をマットに戻し、両腕を体側に戻してポーズをリリースします。
目の疲れや頭痛を感じた時にするヨガ動画はこちら
10分程時間ができたら、ご自宅で動画を見ながらケアしてみましょう。簡単なケア方法とヨガポーズをご紹介しています。
疲れを放置しがちな眼精疲労ですが、頭痛や肩こりへと繋がりひどくなる前にセルフケアして自分を労わる時間をつくってあげましょう。
ママのための簡単ヨガレッスンシリーズ
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磯 沙緒里/Saori ISO
ヨガインストラクター
幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。
2002年よりヨガを始め、国内外でさまざまなヨガを学び、スタイルやシチュエーションに捉われないレッスンを行う。 ヨガ経験を問わずに受けられるレッスンは幅広い年齢層から支持されている。 ヨガコラム執筆、大規模イベントプロデュースのほか、多くの広告出演やヨガ専門誌への掲載など活動は多岐に渡る。
発酵食品マイスターとして体が喜ぶ食の提案も行い、暮らしに寄り添うヨガを提唱。オンラインレッスンを開催のほか、自宅で簡単にできるヨガ動画もYouTubeにて配信中。
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