お家で過ごすことが多くなった昨今。
子どもと何をして遊ぼう・・・とあなたの悩みも尽きないものですよね。そんな時、親子の絆を深めながらも子どもの成長も促す『育脳遊び』をぜひ取り入れてみてはいかがでしょう?
このコラムでは60年以上の歴史を持つ「七田式」が研究・実践してきた右脳教育を株式会社しちだ・教育研究所 代表取締役 社長の七田先生にお伺いしましたので、ご紹介いたします!
育脳あそびの中で右脳を刺激しながら、ぜひお子さんの成長を楽しんでみてくださいね。
これまで『たった3秒・3分が親子関係を変える! 子どもとの時間をより『濃密』にする秘訣』や『子どもの感性を豊かに感じる五感あそび』をお伝えしてきました。
第三回目となる今回はあそびで自然に身につく『あいさつごっこ』です。
目次
あそびで自然に身につく『あいさつごっこ』
自分のことを話せるように
子どもが自分のことを聞かれたとき、恥ずかしがらずに答えられるようにごっこあそびで練習します。
スーパーのレジで店員さんに、散歩をしているときに近所の人に…いろんな場面を想定して『あいさつごっこ』をしてみましょう。「お名前は?」「年はいくつ?」と聞いて、上手に答えられたら「よく言えたね~」とほめてあげてください。
「いただきます」「ごちそうさま」
おままごとをしてあそんでいるときも、あいさつを覚えるチャンスです。
食事の場面では食べる前に親子で一緒に手を合わせて「いただきます」と言います。食べるふりをしたり、「おいしいね~」と笑顔を見せてあげたりすると、より臨場感があって楽しめます。
食べ終わったときにも手を合わせて「ごちそうさまでした」と言ってから、食器を流し台に持って行く仕草をしてみるとよいですよ。
「いってらっしゃい」「おかえりなさい」
お父さんが仕事に出かける場面では、母子で一緒に手を振りながら「いってらっしゃ~い」と、笑顔で送り出してあげましょう。
実生活でお父さんが家に帰って来たとき、お子さんが「ただいまー!」と間違えてしまったとしても、「違うよ」と指摘はせず、お母さんがさり気なく「お帰りなさい」と言ってあげてください。子どもは間違いを指摘されるのが嫌で、挨拶をしなくなる可能性があります。「あれ、間違えたかな?」と自分で気づいて修正すれば良いのです。
もしものときのために
迷子になってしまったときなどのために、自分の名前だけでなく、お父さん・お母さんの名前も言えるようにしておきましょう。通っている保育園・幼稚園の名前や最寄りの駅、住所、親の携帯電話の番号も言えるようにしておくとより安心です。
あいさつの気持ち良さを知り、自然に身につける
「プレゼントをもらったらどうするのかな?」「笑顔で『ありがとう』って言うんだよね」。「寝る前には「おやすみなさい」って言うよね~」などと話した後、そういう場面を想定して実際にお子さんと寸劇をしてみましょう。
普段から家庭内であいさつが飛び交っていると、子どもは自然にあいさつをするようになります。朝起きて顔を合わせたときには、家族みんなで「おはよう」と言い合うことを習慣にしましょう。
動画で見る『あいさつごっこ』
それでは『あいさつごっこ』の動画(約3分)をぜひご覧ください。
買い物かごを手にして「ちょうだい」「どうぞ」「ありがとう」と言って遊びますよ!声掛けのポイントにも注目です。